蛍草

旅、暮らし、音楽、映画、本、写真 とりとめのないことをつらつらと

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最近の記事

2023-2024台湾へ(2023.12.28⑧)

今まで台湾で食べた豆花の中で一番好きな豆花屋さんがこの界隈にある。 鹽埕區駅(えんていほえき)で降りたのは、このお店へ行くためでもあった。(駅からは少し歩くけれど) 呉家金桔豆花 高雄市鹽埕區富野路70號 11:00~19:00 定休日 月曜日 以前高雄に来たときに食べたときに感動して、また絶対に食べたいと思っていた豆花。 こっくりとした黄金色のシロップに、まだ青い金柑。 シロップは見た目を裏切らずコクがあり甘めだけれど、酸っぱく柑橘の香りの金柑と冷たい豆花と合わさると

    • 2023-2024台湾へ(2023.12.28⑦)

      お昼ごはんを食べた後はMRTのオレンジラインに乗って移動。 愛河を渡ってMRT鹽埕埔駅で降りる。 ここは日本の統治時代、高雄の経済、文化の中心地だったようで下町感 ただよう古い町並み。 お腹がいっぱいなので、うろうろしてお腹を減らす戦法。五福四路沿いを歩く。 鹽埕堀江商場という古い商店街が連なっている屋内の路地がある。 廃れてお客さんはあまりいないのだけれど、日本も昔こうだったのではないかな、というような懐かしい雰囲気でぶらぶらすると落ち着く場所。 何年後かにはなくなって

      • 2023-2024台湾へ(2023.12.28⑥)

        高雄美麗島駅の1番出口の目の前にある「大園環鶏肉飯店」。 以前の旅でも来たことがあり、安くて美味しくてその味に感動したお店。 こちら歩道にはりだした席のみしかないけれど、それも屋台のような開放感があって好き。 今回注文したのは、鶏肉飯と魯肉飯との相がけごはん。 蛤仔雞湯(ハマグリとトリのスープ)。油豆腐・滷鴨蛋。筍干。 このお店は何より鶏肉飯が美味しい。鶏のしっとり加減や隠し味的にかかっている肉燥とエシャロットがアクセントになっていて、あっさりしているけれど旨味たっぷりで

        • 2023-2024台湾へ(2023.12.28⑤)

          旅先でのネムリは浅い。疲れているのに子供の頃の遠足前夜のように、色々なことが気になり早く目覚めてしまう悲しさよ。意外と繊細なのねアタク氏。 雨の降る窓を恨めしく眺めながらホテルの最上階で朝食を食べ、今日はどうしたものかと思案する。天気を検索し、当初の予定を前倒しし、高雄へ新幹線で行くと決める。高雄の予報は晴れ、ならば雨の台北を離れることに。 部屋に帰り準備をしてホテルを後へ外へ出ると… 実は昨夜雨の中で傘をさしホテルへ向かうとき、歩道はざらざらした舗装なのにホテルの前は

          2023-2024台湾へ(2023.12.27④)

          お腹はいっぱいだったけれど、帰るにはまだ早い。 せっかくなので、寧夏夜市へ来たときは毎回立ち寄る餃子屋さんへ今回も行ってみることに。 その名は、馥陽鍋貼水餃專賣店。 店内と歩道にも張り出した席があり、中は満席だったため外の席へ。 ここはビールも座ってゆっくり飲めるし、メニューも豊富なので夜市の混雑を楽しんだ後寄るのにちょうどよいお店。 以前Xを見ていたらサムソン高橋さんが立ち寄っていて、をぉーっと興奮。 まずはビ、ビールをください。 旅のごはんには昼も夜もお酒必須、隙あら

          2023-2024台湾へ(2023.12.27④)

          2023-2024台湾へ(2023.12.27③)

          暗くなりかかった空の下たくさんの人が、同じ方向へ歩道をぞろぞろと歩いている。みな寧夏夜市(ニンシャーイエシー)へ行くのだろうか。 かつて食べに来たことがある、牡蠣のオムレツ屋さんを懐かしく眺めながら夜市にin。 結構な人がすでに屋台と屋台の間の細い通路にひしめいている。 甘いもの、揚げ物、ずらりと並んだ調理する前の素材、ドリンク…日本では見たことがないような食べものの屋台が一列に並んでいて好奇心をそそる。様々な匂いで目移りしてしまうほど、どれも美味しそうだけれど、胃がさほど

          2023-2024台湾へ(2023.12.27③)

          2023-2024台湾へ(2023.12.27②)

          空港に降り立ったらまず、電車に乗るためにコンビニで悠遊カードを購入 外に出ると八角のような匂いが。 これを嗅ぐと台湾に来たなぁと実感する。 日本に降り立った外国の旅人はどんな香りを感じているのだろうか。 (味噌、醤油?) 電車で移動するとちょうどチェックインの時間。 ホテルに荷物を預け、少し休んでから街に出かけることにする。 今回で3回目の台北なので、電車の乗り方や以前に降り立った駅の地理は おぼろげながら把握できている。 中山駅から寧夏夜市方面へぶらぶら歩いていく。

          2023-2024台湾へ(2023.12.27②)

          2023-2024台湾へ(2023.12.27①)

          2023年12月27日① 朝4時に起き、6時ちょっと過ぎの新幹線に乗る 外はまだ真っ暗、冬の突き刺すような冷たい空気で眠気が消えてゆく。 無事に席を確保し(長野発なので座れることを見越して自由席)、スーツケースも3つとも格納。 新幹線が速度をあげ、長野が遠ざかっていく。 外が次第に明るくなり、光が射してくると これから旅にいくのだなという気持ちがやっとじわじわとわいてきた。 新幹線を降り、朝の通勤ラッシュの人にもまれながら、時間通りに羽田空港へ到着 今回は久しぶりにエ

          2023-2024台湾へ(2023.12.27①)