新見美術館でのWS
11月3日 新見美術館でワークショップをします。
新見の地元の手すき和紙 紙代和紙を使って柿渋染めをします。
柿渋と言えば 茶色 ・・・ ですが
色墨を混ぜると グリーンがかった色になったり、ピンク色がかった表現が出来たり(写真参考にしてください)。
それに加えて 日本画には欠かせない ドウサ液を使って模様を入れる体験もしていただきます。
写真を見ていただくと 右のほうに少し 水玉模様のような模様が出てると思います。
ドウサ液も 和紙によって はっきり模様が出来たりできなかったりします。
神代和紙は 比較的模様が出やすいです。
比較対象として ブータンペーパーでの柿渋染めも体験していただく予定です。
神代和紙との 柿渋を乗せた時の色の違い、紙を水切りしたときの強さの違いなどなど
ブータンペーパーには 柿渋に ベンガラ(赤)をまぜたものと 松煙(黒)をまぜたもの を使って染めていただきます。
こちらには 隠し味として ミョウバン 重曹 を 少量振りかけて備前焼でいうところの ゴマ や 焦げ みたいな味わいを出す体験をしていただきます。
これは その日に結果が出るものではなく 何日か経ってきたら 振りかけた部分が変色していくという時間差のある染め技です。
ドウサ液を使った楽しさは 金銀装飾にも使えます。
実体験は当日はちょっと難しいので ご説明だけになるのですが、ドウサ液のいろんな使い方を 私なりに試した結果をご報告する予定です。
ご参加いただいたお客様との 情報交換も楽しみにしています。
まだまだ定員には達していないと思います。
ご興味がございましたら新見美術館さんにお問い合わせください。
新見美術館 →https://www.city.niimi.okayama.jp/usr/art/
今日はイベントのお知らせでした。
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梅田剛嗣