柿渋染め和紙いろいろ
今回の柿渋染めには水晶末を入れて試してみました。
下地にいれる墨色、上塗りにする柿渋に混ぜる隅の色によりいろいろ変わります。
黒弁柄を混ぜるときも その量を加減して水で薄めると柿渋本来の茶色がところどころ表れてピンク色っぽく見えて魅力的。
和紙の種類によってもこれだけ色の出方のバリエーションが変わってきます。
また、ドウサ液の掛け方にもよる変化も面白い。
染めたままだと、湾曲するので、しわを伸ばすためこんにゃく糊を使ってアクリル板に張り付けます。
最初の三枚の写真は アクリル板に張り付けている様子。
とにかくシンプルに・・・というイメージで今は染め和紙を作ってます。
最近 kurogane額縁 の吉田さんが 時々、アトリエに体験作業に来てくれています。
額縁の色付けに使う技法を、今度 彼女から教わることになりました。
アトリエが ラボ(研究室)としても 少しずつ機能し始めた感じです。
協同作業で 何か新しいヒントが得られるといいなと思ってます。
染めた和紙は お皿になったり、箱に貼ったり。
作品を委託で販売してくださるところを募集してます。
〒700-0822 岡山市北区表町 1-2-36
わがみやうめだ 電話 086-231-3371
梅田剛嗣
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?