過干渉とこころの砦
畑では 麦がぐんぐん伸びてます。
田植え前の田んぼには ひばりが 夜明け前から壊れて止まらない目覚まし時計のベルのように 際限なく囀り続けてます。
今日は過干渉についてちょっと思うことを書いてみます。
僕の母親が過干渉タイプでした。
加藤諦三さんが過干渉の親に育てられた子供について
『親の必要性によって育てられた人には基本的不安感がある。
基本的不安感があるということは心の帰る家がないということである。
<中略>
心の帰る家がない人は 皆レジリエンスのない人である。
「心の砦」がない。』
と 表現しています。
過干渉の親って 自分の思い通りに子供をコントロールしたい という想いが無意識の中にあるんだと思います。
「あなたのためを思って言っているのよ」は 悪魔のセリフ。
昨日の夕暮れマジックアワー
こころの帰る家 こころの砦。
たった一人の本当の理解者があれば築くことができると思います。
そして それは生きていく上でとっても大切なことだと思います。
加藤さんは続けて 心の砦がない人、レジリエンスのない人について
『すぐに落ち込む人であり、すぐに「カーッ」となる人であり、すぐに腹が 立つ人であり、すぐに不愉快になる人である。気持ちが不安定な人たちである。 過去のことなど仕方のないことにいつまでもこだわる・・・』
と著述してます。
若いころの 僕自身のことを 言われてるみたい(笑)
お庭のアイリス
家庭内に また 会社内とか 周りに 「不機嫌な人」が一人いると、ホント迷惑だよね(笑)
心の砦がない人なのかな(笑)
たまたま ボクは連れ合いや友人に恵まれて 今は心の帰る家があります。
日々 いかに機嫌よく過ごすか? この瞬間をご機嫌で過ごすか? それをテーマに生きてます。
そういう生き方をしていると 不思議と ご機嫌な人たちが 周りに集まってきてくれます。ご機嫌な話をして 笑って さらりと交わり さらりと去っていきます。
前の家のお庭のクリスマスローズ
過干渉の親の元に生まれちゃったのは 仕方ないこと。
周りに不機嫌が 居るのは仕方ないこと。
できるだけ関わらないように してます(笑)
相手を説得しようとか思ってません。
相手に変わってもらおうとも思ってません。
しょせん無理だから あきらめてます(笑)
本人が自分で気づいてくれたらいいんだけどね、難しいよね。
タイトル画像は麦畑
これからぐんぐん昼間の気温が上がってくると 麦秋の季節。
今は青い麦。
今日はどんな日になるのかな?
最後まで読んでくれてありがとう。
ハッピーな週末をお過ごしください。
梅田剛嗣