最近読んだ本の中から
多肉植物のリトープス。
双葉でオトナ。
時々花が咲きます。
不意を突いて脱皮して増えます。
知らないうちにしぼんで消えることもあります。
不思議な植物(笑)
アトリエの住人(植物)の一人です。
最近読んだ本の中から・・・
プーチンの戦争。
2018年12月15日発行の本です。
つまり 今回のウクライナ侵攻ではなく、クリミア併合の時の戦争のルポルタージュ。
詳しい内容についての解説や感想は差し控えます。
いろいろ目からウロコの衝撃的な内容です。
今のウクライナ侵攻にもつながる内容です。
錯覚的真実効果という言葉があります。
『人間には「自分が受け取る情報は大抵正しいと感じる認知バイアスがあり、何度も聞いていると本当だと感じるようになってしまう」という』
ハーバード大学心理学者の解説です。
プロパガンダを何度も繰り返し流しているロシア。
錯覚的真実効果を狙っているのかな。
また アメリカの社会心理学者レオン・フェスティンガーは
『自分の信念と真実が食い違うとき 人は「信念を改める」よりも「事実の解釈を変える」ことで信念を守ろうとする。』
と言っています。
このようないろんな要因が相まって 特定の人の欲望によって大勢の人が巻き込まれてる状況なのかな。
数学者の新井紀子さんは
「SNSには現実世界では実は少数派なのに失うものが無いような人の先鋭的な言説が増幅する傾向があるんです」
「インターネットがポピュリズムにうまく利用されている」
と 警告してます。
「インターネット社会で8割の人が発信する側に回る状況ができて噓だらけの世界になり、それがポピュリズムに利用されている。」とも。
ナチズム宣伝相のヨーゼフ・ケッベルス
「大きな嘘を頻繁に繰り返せば 人々はそれを信じる」
と言ったそうです。
今や情報があふれかえっている時代で 情報を遮断することなんてできない状況です。
「人はどのような癖を持っていて どんなふうに騙されるのか?」
一人一人が しっかり自分の頭で考えて情報に接する必要がある。
真剣に考える、しっかり考える、って 少し疲れちゃうけど絶対大切なことだと思う。
本を読んでいろんな人の考えに触れるということも自分で考えるための素養になると思います。
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梅田剛嗣