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自然農法一年目レポートその1

自然農法の一日口座を受講してもうすぐ一年を迎えます。
耕さない、雑草を抜かない、肥料も極力与えない、こんな方法で果たしてお野菜は育つのか?と 半信半疑で始めた農業。
ここまでの気づきと歩みを記録に残します。
お借りした畑は耕作放棄地でセイタカアワダチソウと笹が繁茂する状態でした。

整備前

とりあえず草刈りをして畑を三つの実験区域に分けました。

草刈りしたところ

一つはSONYの提唱する協生農法を参考にして、果樹を植えその周りにびっしりといろんな野菜を宇宙のように植えていくという方法。余分な草や落ち葉を持ち込まない、耕さない、もちろん肥料も除草剤も入れないというやり方。
果樹はブルーベリーを2本、みかんの木を2本植えました。野菜は40種類くらい植えました。できれば100種類くらいあったほうがいいそうです。
クローバーなどのマメ科の植物の種もまき、空中の窒素固定を期待しました。
とにかく土が固く、人参や二十日大根は大きくならなかったです。でも、すごくクリアーな味で美味しかったです。きゅうりも甘い。
不耕起栽培では3年くらい経つと収量もぐんと上がるということなので気長に待ちます。茎ブロッコリー、春菊などはしっかり育ちました。
半年くらい経った頃から土も少しづつ柔らかくなりみみずも増えてきました。
梅雨明けすぐに畦の草を刈ってしまってこれが失敗でした。
下草を残して土が剥き出しにならないように覆っておくと、日照りが続いても朝のわずかなつゆを雑草の葉っぱが受け止めてくれて土が乾きません。
それで水やりも不要になるんだということに初めて気づきました。
立秋を過ぎた今では朝つゆがびっしり降りていていい感じです。
来年は草刈りの時期、生かしておく下草の種類を考えながら梅雨明けから立秋までの日照りの時期をうまく乗り切ろうと思ってます。
今年は3週間雨が全く降らなかったので、最後の方は流石に水やりしました。
暑さと水不足でブルーベリーの木は2本とも枯れちゃったかもしれません。植えたばっかりだったし、かわいそうなことをしてしまったなと反省してます。
畑の他の実験区間については後日レポートします。
笹の葉の腐葉土の畑、広葉樹の落ち葉の腐葉土の畑でお野菜作りました。
全く違う出来になってるので楽しみにしてください。

〒700-0822 岡山市北区 表町1-2-36  わがみやうめだ   農業部
梅田剛嗣  電話 086ー231ー3371 

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