賀正を終えた新春の月末までの残り火で炊いた白米うますぎる
大晦日まで出勤していたから帰って紅白観ながら緊張の糸がぷっつんしてしまい、CDTVの朝方四時台の頃にはもう発熱していた。寝正月は近年していなかったが、今年は問答無用で寝正月だった。おまけに元旦から災害・ニュースで慌ただしく、波乱の幕開け。そんな年始にラジオを聴きながら高熱でうなされる中、何年かぶりに「怖い夢」を見た。「怖い夢」とは言っても、もうちゃんと生きてきた成人社会人だから、泣きながら飛び起きて壁に頭を打ちつけたりはしない。代わりに猛烈に汗をかいて起きた。身体中の水分が沢山搾り取られてしまう。こんな減量本意ではないが、そんなことよりその夢の話をきいてほしい。
いつも見る怖い夢がある。森の中にいきなり現れた堀みたいな場所に中心にでかいピラミッドが静かに建っている。誰もいない。でかいピラミッドしかない。2024年初めて見た夢は「森の中のでかいピラミッド」だった。ほんとうに怖かった。「夢日記はつけないほうがいい」とか言うけど、怖い夢に関しては書き留めるとかの次元ではなく普通に忘れられないから書いても問題はない。忘れる方法を教えて欲しい寧ろ。
さて、そんな森のでかいピラミッドの次に怖い夢に登場するのがでかい球体である。自分の視界に収まりきらないほどでかい球体をずっと見つめる夢。その他には誰もいないジョイポリス(懐かしすぎんか)。子供のころから幾種類もの怖い夢を見てきたけど、その全部に人がいないのだ。そんなシュールコンテンツ、熱がない時に見ても何も怖くないのに。人がいないこととでかい何かは悪夢なのだと潜在意識に埋め込まれているのだろう。
唐突に話は変わりますが、90年代、自分が小学1,2年生ぐらいの頃のことを時々思い出す。九州・宮崎のシーガイアがリゾート施設全盛期だった頃のプールとかアトラクションとかショーの充実度合いとか、博多のキャナルシティ内のジョイポリスがディズニーランド級にアトラクションが沢山あったり、郊外のSEGAとか少し大きなゲームセンターの中に世界大会かと思う程アーケードレースゲームの椅子が大量に並んでたり、あれはなんだったんだろうな。いま、でっかいゲームセンター行ってもUFOキャッチャーとメタルゲームとプリクラしかないし。
脱線しすぎたが、つまりは無機質なものが怖いのだ。潜在的に、機質が無いものに抱かれるのが猛烈に怖くて身体中から水分がどばどば出てしまう。夢診断があるから風邪引いたとき見る悪夢診断もあるのでしょうか。調べてみたいけどびびる。黒バックに赤文字で作った平成の遺構みたいなホームページにしか書いてなさそう。
初夢が悪夢でしたが、脳内でイマジネーションの鐘がキンキン鳴ったということで。あれは多分除夜の鐘。熱を帯びたロケットスタートだった。限りなく鉄腕のアトム。
There is no turning back.
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