「機会があれば」はチャンスを失う言葉
「また機会があればお会いしましょう」
「機会があれば一緒に飲みましょう」
「機会があればよろしくお願いします」
といった「機会があれば」
という言葉をよく聞きます。
でも、この言葉は、
チャンスを失う言葉です。
たとえば、職場の同僚3人が
食事に行きました。
3人で楽しく食事を終えた後、
Aさんが別れ際に、
「また良かったら、ご飯行きませんか?」
と2人に声を掛けました。
Bさんは、「ぜひ喜んで!(^^)!」と笑顔で返事をしました。
Cさんは、「また機会があればお願いします」と言いました。
その後、Aさんは、
福引で、豪華レストランでのビュッフェが楽しめる
ペアチケット(2人分)をゲットしました。
さて、Aさんは、BさんとCさん。
どちらを誘うでしょう?
Aさんは、Bさんを誘いました。
なぜなら、Bさんの方が、
迷わず笑顔で即答してくれて、
自分に間違いなく好意を持ってくれている
と感じていたから。
一方、Cさんが言った、
「また機会があれば」という言葉には、
プラスのエネルギーが感じられなかったのです。
そもそも機会とは
機会は、自らが作るものです。
たとえば、土・日が休みの人と、
平日の月・火が休みの人同士が、
「機会が合えば、旅行に行こう」
と待ちの姿勢でいても、
いつまでも旅行には行けません。
・有給を使って休みを取る。
・休みの変更を上司に申し出る。
などのアクションを起こすから
機会が生まれるのです。
興味がゼロの時に、
場の空気を悪くしないために、
「また機会があれば」と言うのは、
悪くない使い方だと思います。
一方、少しでも興味があるのなら、
「喜んで!」
「ぜひお願いします!」
「今すぐ、予定を合わせます!」
「機会を作って連絡するので待っててください」
など能動的な言葉を使うと
チャンスを掴み取れるようになるはずです。