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ショートストーリー「好きなページ、つぎのページ」を書きました。

クリエイティブ司書として参加している宮崎本大賞の実行委員会。そのnoteで展開中のショートストーリー「好きなページはありますか。」第11話を書きました!

いよいよ物語が週末に向かう、最終話。

ここで当たり前に「次のページ」について考えるのですが「次」という言葉を見つめ直したときに、僕が描きたいものは「つぎ」であるのだと気づきました。その真意は、ぜひ「好きなページ、つぎのページ」の中でどうぞ。

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宮崎本大賞noteでのショートストーリー「好きなページはありますか。」の連載は、これでおしまいです。

宮崎本大賞実行委員としてはこの1年、ほとんどnoteを書いている人だったような…。図書館職員の立場で「本を売る」活動に貢献できる意義を、もっともっと深めてまいりたく「つぎ」について考えております!

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そして、2023年3月8日の第4回宮崎本大賞発表式のニュース等はご覧いただけましたでしょうか?

受賞作は、原田ひ香さんの『三千円の使いかた』。
授賞式翌日のFM宮崎「グッドタイム」(ラジコで聴けますよ)でもお話ししましたが、まさに今全日本で必要とされている一冊です。

宮崎本大賞は「売れる」よりも「好き」を大事にする賞です。何といっても合言葉は「好きなページはありますか。」なのですから。

そしてもうひとつ大事にしていること。それは「宮崎」に関係ない作品であっても「好きなものは好き」ということなんです。

たしか『三千円の使いかた』で宮崎に関係するところといえば、マンゴー銀行という名の企業が出てくるくらい。これはめちゃくちゃ宮崎っぽい(笑)

でも、そこは(宮崎県民としてはなんだか嬉しいけれど)本質的には関係ありません。『三千円の使いかた』が好きだから。宮崎の、全国の皆さまにもっと読んでほしいから。

だから、第4回宮崎本大賞は『三千円の使いかた』なんです。

これは第1回宮崎本大賞の発表時から、ずっとずっと受け継がれた思いだと思います。

これからもずっと。

宮崎本大賞の「つぎのページ」でも、受け継がれていきますように。