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レスリングを愛し怪我に愛された男の生い立ち、経験。🏋️留年✕競技引退編🍛


こんにちは!

前回は大学でした怪我とその流れをざっと記録しました!


今回は留年とレスリングをやめた理由。


僕の留年が決まったのは2月22日。
僕の人生は2という数字と昔から縁があり、2が関連する時に人生に大きな変化がいつも起こります。

だから、留年した日をあとから改めて確認して、2月22日だったときは本当にドキッとしました。笑 



なぜ僕が留年したのか。

それは、
大切なところを人任せにして楽をしたからです。

重要な決定である事を人に任せっきりにしていました。



僕は、卒業要件に必要な単位数より全然多く単位を取りました。
じゃあなんで留年?

僕の学部に存在する謎ルールによって留年しました。そのルールとは、3年の末までにどんなに単位を取得していても、4年時には12単位取らなくてはいけない。というものです。

要は、3年で卒業に必要な単位を全部取り終わっても4年生の時に12単位はとってね。っていうルール。

僕は3年の後期までに殆ど単位は取れていたので、4年時は全然授業に行かず、
10単位だけ取りました。

そう、僕は卒業要件を余裕で満たしてて単位もたくさん取得したけど、4年時に10単位しか取らなかったから留年してしまいました。🙊🙉🙈     😭あぁァァァァ😭💯💯💯💯💓


このルールを何故忘れたか。今思えば色んなミスディレクション(意識誘導)が働いていました。笑

授業は卒業を確実にするために大学の教務課の人と組みましたが、色んなミスディレクションが働き12単位のことに目が行かずに忘れてました。

僕は教務課に行ったから大丈夫と信じ込み、
本当に大丈夫かの再確認をしませんでした。

要は自分のだらしなさが出ました。

そもそも前期卒業もできたはずなのにそれも、
同じ学部の同期に授業の選択を任せっきりして前期卒業を逃しました。

こうした自分のだらしなさ、
重要であるはずの事を軽視して、
人に任せきっていた甘さが自分に跳ね返りました。

こうゆう経緯で留年しました。爆笑&爆泣き  オェッ🤮






当然留年したから、プロとして企業には入れない。と思っていましが、自分の行動次第では助け舟を出してもらいそれに乗って、プロとしての契約は変わらずに取れたと思います。
そこの確信はありました。
レスリングを続ける選択肢とそのパターンは他にもいくつかありました。


では何故レスリングをやめたのか?
何故、あんなにも愛し、幾度も大怪我を繰り返しても尚、強くなること、勝つことにこだわり努力し続けてきたレスリングから足を洗ったのか。


理由はいくつかありますが、大きく分けて三つ。
・留年した自分が許せなかったこと
・やめることに運命を感じたこと
・他にも夢があったこと

この3つです。


自分が許せなかったこととはどうゆう意味か。

それはもうそのまんま。
人に任せて、楽をして、再確認をせず、留年をしたこと。

この自分が本当に許せなかったです。
将来的のことばっかりに視点を当て、他のプロジェクトに力を入れたり勉強したり。
本当に大切なことにちゃんと視点を持っていかなかった自分に腹が立ちました。

レスリング関連や自分の夢の事ばっかりに視野を広げてました。足元見えてなかった。

そんな完全に自業自得な私が、
自分のミスをまるでなかったかのように、
恵まれた環境でレスリングを続けることなんて考えられませんでした。プロとしてやる最初の出だしがこれで続けるレスリングに価値を見い出せなかった。

これが自分で自分が許せなかったという意味です!!

もうね、ショートケーキのいちごを誰かに横からパクって食べられるくらい許せなかった。
 
でも食べたあとにその人が幸せになるなら俺も幸せだから良しする。。。

いや、やっぱり許せねぇ一発殴らせろ!!



はい。



やめることに運命を感じたこととは何か?

これもそのまんま。
レスリングを引退することに運命を感じました。
高校生では一年ちょい、
大学では一年しか練習出来なかった位に嘘みたいにひたすら怪我を繰り返した。

怪我を無くす為にはどうすればよいか。
そのことだけを考え、実行してきました。

栄養学を独学でひたすら学び続け、
大好きな、大好きな小麦粉や乳製品の摂取をやめてアホみたいにストイックな食生活に取り組み、
様々なトレーニングを介して怪我をしない体作りに励み、正しい体の動かし方、操作方法にもスポットを当ててたりと様々な取り組みを4年間行い続けました。

どうにかして怪我をなくして、どうにかしてでも強くなりたかった。その為に色んな犠牲を払ったと思います。

けど、結局、怪我は減らなかった。

自分が行ってきた様々な取り組みのおかげで、
自分の身体の操作ミスでの怪我は嘘みたいに減りました。

月1風邪を引いていた体の弱さも克服され、
風邪を引くことが本当になくなった。

だけど、
もう避けようのない、運が悪かったとしか言いようのない運命的な怪我や、
昔からの怪我の繰り返しによる古傷の蓄積による慢性的な怪我、そこから生まれる新しい怪我ばかりに襲われ、もうどうしようもありませんでした。

この負のスパイラルは積み木に例えると分かりやすいです。
どんなに努力という積み木を重ねていっても、すぐにその積み木は根本から崩れてしまう。崩されてしまう。

積み方が悪かったのかな?と思い積み方を自分で考えたり、外部の情報を取り入れつつ工夫しながらまた積み立てては行くけど、すぐに根本からまた努力の積み木は崩される。
この繰り返しでした。

こんなレスリング人生を送ってきたから、なんかもう神様がやめろって言ってるのかなーと留年が決まり思ってしまいました。

流石、怪我の星からうまれた男!
怪我の星の王子様!!

やったぁ王子様だ!!!
王子様、イエィ!それっ!王子様、イエイ!!!王子様、もういっちょ!王子様、イエイ!・・・


🤮🤮🤮



はい。

このようにしてレスリングをやめることに運命を感じました。



他にも夢があったとは?

みんな知っての通り僕はカレーを食べ歩くのが大好きでいつしか自分でも作るようにもなっていました。🍛🍛🍛

色んなお店を食べ歩きまくってた効果もあってどんどん上達しました。🍛🍛🍛

いつしか自分のカレー屋をレスリング引退後にやりたいと考えるように。🍛🍛🍛🙈🙉🙊

下北沢のwest side cafe(旧名inningplus)というお店に自分の作ったカレーを持ち込み、
自分を売り込んで、そのお店で自分のカレーをお客さんに出させてもらう契約を掴んだりしました😂😂😂😂

他にも池袋の商業施設でカレーをイベントで出させてもらったり、下北沢カレーフェスティバルのカレーレシピの開発に携わったり色んなカレー活動を在学中にしました。


レスリングとはまた別の夢が在学中に生まれ、引退後そこにシフトする為の準備(勉強)を在学中から行い上記のように行動に移してきました。

他にも怪我ばっかりして、トレーニングを学び、栄養学を学んでいく中で、そっち系の仕事もしたい!と考えるように。

このことからも、将来は自分で事業を起こして人の健康をサポートするようなことがしたいという夢も生まれていて、そこの勉強もコツコツと行っておりました。

カレー屋をやりたいこと、
それとは別に、
もう一つ自分で事業を起こしたいこと。
そのような夢があり、
実際に学生の間から動いていた為レスリングをやめた後に進む道が超明確にはっきり見えていました。 

これらの夢、在学中での活動のおかげでレスリングをやめるという選択が可能でありました。



これら3つの理由により、愛していたレスリングを引退しました!



これだけのやめる為の理由があっても、
実際にやめる決断は容易ではなかったです。。
やめたらただのニートだし。。笑

何より、
レスリングにはやり残したことがたくさん。

未練と悔いしか残ってなかったから。

けどここで敢えてやめる事、
たくさんの悔いや未練を持ってやめることに意味をとても感じました。

それは留年した甘い自分に対しての戒めという面と、これが人生の大きな教訓にもなりこの悔しさを次のキャリアに活かせると感じていました。



留年が決まりレスリングをやめた経緯や背景はこんな感じです!

やめる発表をしたあとには本当に沢山、沢山の人からの温かいメッセージを頂きました。
お疲れ様!
よくやったよ!
頑張ったな!
勇気をもらった!
大変だったね!

中には面識がない人からも、
こっそり、ずっと応援てました、
ファンでした
感動を頂いてました、
などなど超絶嬉しい言葉を沢山頂きました!

本当に、本当に心にしみました。
僕のレスリング活動を通して、何か勇気や感動を与えられていたのかなと。
頑張ってきて良かった。
自分で自分が誇らしいです。

よく二十年間、
特に大学での四年間は頑張りました。

レスリングに悔いは残ってるけどそれは、
「もっとやれたのではないか」
「もっと頑張れたのではないか」 
とかそうゆう悔いではないです。
そうゆうのは全く無いです。 

僕ができることは全部やりました。
他人から見たらただの自己満かもしれません。 

けど自分の中では本当によく頑張ったと思います。自分が好きです。レペゼンミー。



競技生活という面だけで見ればあまり良くないレスリング人生。だけどこの生活を通して得た経験は本当に貴重なことばかり。

僕はそっちの面で恵まれました。
恵まれまくりました。

レスリングを通して出会えた人たちがその典型的な例です。
僕は本当に良い先輩後輩、スタッフ、コーチ陣、1997年同期達に恵まれました。
いやもう本当に。

また、数多い怪我や病気も視点を変えればとてつもなく恵まれた経験。どれだけ自分を成長させたのか。


僕にこれまで、
少しでも関わってくれた方々含め全ての人に感謝です。

本当にありがとうございました。





あぁ良いレスリング人生だった。





次回はまだ具体的に何を書くか決めていませんが、これまで得た経験を通して学んだことをここには記録していきます!! 
また読んでくれたら嬉しいです😁














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