Kaikado Cafe【京都の登録有形文化財を再利用したオシャレなカフェ】
登録有形文化財、旧京都市電の「旧内濱架線詰所」を改修し再利用したオシャレなカフェに行って来ました。
2021年4月に発行された「京都古民家カフェ日和」(山口葉子 著)に載っていたので行きたい!と思っていたのですが、来てみて想像以上に趣(おもむき)のある建物で、色々な刺激を受けました!
こんにちは!多拠点コ・シェアリングサービスADDressを利用して多拠点生活をしているつよぽんです。
コーヒー沼にハマり、滞在先にハンドドリップコーヒー器具とコーヒー豆を持参して毎日ハンドドリップに励んでいます。
ADDress珈琲部の部活動として、スペシャルティコーヒー専門店の紹介をしています。
旧内濱架線詰所
と言われても何のこっちゃですが、ここは旧京都市電の車庫兼事務所だったそうで、車両整備の為のガレージ跡や、事務所跡が残っています。
これがガレージ跡だそうです。
2階事務所へ続く階段。
店内には茶筒の物販用の部屋があります。
茶筒。
クローバーの模様が綺麗でした。
熱心に茶筒を見ている若いカップルがいてカルチャーショックでした。
京都のカップルは茶筒に興味があるのか…
でも確かに、これ集め始めたら沼にハマるやつですね。
スゲ〜良いお値段します。
店内は大きな窓からの採光があって明るい雰囲気です。
本日はチーズケーキセットで
カウンターも窓枠とかアンティーク感たっぷり。
そして、トレーに出てきた四角いお皿が見事。
これ、2センチ位の厚みあるまな板みたいなお皿です。
またお皿に心を奪われる。
側面から見ると、台形形状になっています。
開花堂ブレンド(中煎り)
「中川ワニ珈琲∞アトリエ」で焙煎した開花堂オリジナルブレンド。
今日はニューギニア、ボリビア、コスタリカの中煎りのブレンドでした。
香り豊かです。良い珈琲の香り。
一口飲みます。
酸味はほのかに、甘みと渋みのバランスが良い感じ。
質感は滑らかでしっとりした感じ。
ボディはしっかりしています。
ここでチーズケーキを食べます。
ふわっとしていて、ムース状になっています。
ほんのり甘くて美味しいですね。
その後にコーヒーを飲むと、舌いっぱいに香りと酸味が広がりました!
こっちの方がコーヒーが格段に美味しいです。
チーズケーキは人気商品の様子です。
私の次の次の方は「完売」と言われてました。。すみません(汗)
またこの日は暑い日だったせいと思いますが、水出し珈琲も売り切れと言われました。
もし水出し珈琲を飲みたい方がいれば、割と早い時間帯に行くことをオススメします。
お茶缶とドリッパーのおしゃれな組み合わせ
銅製のお茶缶(!)の上にドリッパー。
めっちゃオシャレ。
ドリップが終わったら、一時的にお茶缶の上にドリッパーを置いていました。
ドリップ時は、となりのサーバーへ落としています。
バリスタさんが、一滴一滴丁寧に落としていました。
撹拌は全くしません。
コーヒーが落ちる速度もだいぶ遅いので、かなりの細挽きで、豆の量も多いです。
豆は30g、抽出は150gだそうです。
味を重ねる
淹れ方も独特で、ドリップスケールは使いません。豆の動きを見ながら大体150ml淹れるやり方。
バリスタそれぞれでばらつきは出るようですが、全員「中川ワニ珈琲∞アトリエ」まで行き、講習を受けるのだとか。
ワニさん曰く「味を重ねるように淹れる」のだそうです。
淹れる所を観察していましたが、
・くるっと一周だけ落として、様子を見る
・モコモコとドーム状に膨らんでいく
・とにかく優しく落とすイメージ
伝わりますかね?
もう一度お店の雰囲気
花瓶も綺麗です。
窓の錠。
これ、電車を操作するハンドルでしょうか?
何となく気になったので写真に収めました。
独特な雰囲気の茶器が並ぶ。
いゃ〜これも間違いなく沼ですよ…(笑)
Kaikado Cafe
コーヒーだけでなく、お茶のカフェでもあるので、気になる方はぜひ一度足を運んでみてください。
バス停「七条河原町」すぐそばにあります。