「聴竹居」~私にとって思い出の建築~
こんにちは。今回は、私がこれまでで一番思い出に残っている建築物「聴竹居」(ちょうちくきょ)についてお話していこうと思います。
ちなみに私は、旅先では建築巡りをしまくるのが趣味で、転勤先の土地では休日のほとんどを巡る時間に充てているくらい、建築オタクです。
聴竹居とは
早速ですが、「聴竹居」って皆さんご存じですか?
ご存知ない方のために、簡単に概要説明しますね。
”京都府乙訓郡大山崎町に建つ、建築家・藤井厚二の第5回住宅(自邸)です。
一番身近な建築・住宅の理想形 「真に日本の気候・風土にあった日本人の身体に適した住宅」を生涯追い求めた藤井厚二の研究と実践の集大成です。”
http://www.chochikukyo.com/about/index.html
少し補足すると、この藤井厚二先生は「建築環境工学」の第一人者として今では有名人ですが、そもそも建築の世界が「環境」について意識しだしたのが、地球温暖化などがきっかけだったことを考えると、パイオニア的な存在であったことがわかると思います。
そしてこの「聴竹居」、実際に現地にいけばわかるのですが、とても良いのです(語彙力)。
何がそんなに良いのか
なーにがそんなに良いんだ!って思う方もいるかもしれませんので、難しいですが言葉で説明します。
私が思う良さは、ズバリ「建築を体感できること」です!
建築を体感...??はて?ってなってしまったらすみません。笑
でもまさにこの一言に尽きるのです。
一度行ったことのある方はわかるかもしれませんが、
建物の中の空気の流れ、心地よいモデュロール、細部にこだわった職人技
などなど、挙げたらキリがないのですが、表面的な「素晴らしさ」ではなく、科学的根拠に基づいた「過ごしやすさ」を体感することができるのです。
その土地に合ったつくり、これまでの既存の様式にとらわれない自由奔放さ、非常に合理的な屋外との関係の作り方、藤井厚二先生の建築へのアプローチは、まさに現代において必要とされている方法なのではないかと思うほどです。
どうすれば見れるのか
ここまで書くと、旅行好きな方や建築巡りが趣味の方は行きたくなってしまいませんか?きっと、社会の喧騒のなかで普段過ごしている人ほど、感じ取るものが多くなると思います。以下、見学の方法をご紹介↓
こちらのURLから、聴竹居見学申し込みのページに入れるので、ご興味持たれた方はぜひ見てみてください♪
まとめ
いかがでしたでしょうか。皆さんにとっての、大好きな建築物ってありますか?もし良ければ、コメント欄にて教えて頂けると嬉しいです♪
日本全国、色々なところに色々な建築があります。一生かかってもその全てを巡り、感じることは難しいと思いますが、限られた時間の中で自分が感動できる建築に巡り合えることは本当に幸せなことだと感じます。
「建築」って、限りないロマンですよね。
今回も、最後までお読みいただいてありがとうございました。ではまた。