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ストレスに押しつぶされにくい考え方~穴はどうする?

人生楽しく健康に幸せに生きるために、どうしたら良いのか

今日は考え方、行動の仕方についてお話しますね。

ストレスが原因で起こると言われてる病気たくさんあります。

  • 胃潰瘍、胃がん、十二指腸潰瘍

  • 過敏性腸症候群(腹痛、吐き気、慢性的な下痢、けいれん性便秘など)

  • 虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞など)

  • 自律神経失調症(めまい、動悸、のぼせ、肩こりなど)

  • 心身症・神経症

  • うつ

  • がん など
    上記のようなご病気を抱えておられるだけではなく、ストレスと上手につきあえたらいいのになと思う全ての方に、なにかヒントになればいいなと思いまして……


穴を埋めようとする人、ほじくろうとする人、あなたはどちらでしょうか?


私、大好きで、尊敬している人がいます。

とても明るく優しくパワフルで努力家で仕事もできて、頭も良くて、常に創意工夫も忘れなくて、まじめで、いろんなことを改善していこうとされてます。

日ごろは、とてもお元気なのですが、ストレスが原因で胃潰瘍になったり、夜眠れなくなったりすることもあるそうです。

彼女からの愚痴を時々聞くことがあります。
彼女は自分が正しいと思ったことをついつい人に言ってしまうタイプでした。上司や同僚に対して、ついつい欠点や過ちを指摘してしまう。もちろん悪意はなく、すべて仕事や彼女が提供するサービスのお客さんに対して、より良くしようと思う真心のなせる技です。

話を聞いていると確かに彼女の言い分には一理ある、

彼女の言う通りに業務を改善したらきっと良いものになりそう、上司は明らかに間違っているなと、客観的に聞いていてもそのように思います。

でも、だからといって、それをそのまま言っていいものかどうか……言うことによって、煙たく思われたり、悪感情を持たれたら彼女は損をしてしまいます。

そのようなことを、やんわりと話しても
「でも、おかしいと思いませんか?」と。
彼女は、上司や同僚が、自分のようにきめ細やかに配慮できないことなど改善すべき点をついついほじくり口にしてしまうのです。

そして、そんな言動を繰り返した結果、
「自分は時々職場の会議で村八分にされ、理不尽なことを言われることもある、辛い。嫌いな上司や同僚のことを考えると、会議に出たくなくなる。職場に心を打ち解けて話せる人はほとんど、いなくなってしまった」とのこと。

そしてそのストレスで胃潰瘍になってしまったそうです。

私も穴をほじくろうとする人でした

と、偉そうなことを 書いてしまいましたが、私自身 彼女と同じようなタイプでした。

かなり昔の話ですが、子どもがお世話になってた園の役員会で、「なにか園に対してお気づきのことがありましたら…」と、聞かれたときに、
「給食が、菓子パンとフルーツと牛乳だけの日があるので、その日は、もう少し栄養のバランスを考えていただいて何かおかずとかつけていただけるとありがたいなと思います」と、得意げに話したことがあります。

園のお給食の穴を見つけて、それを、うれしそうに指摘してしまった感じでした。「私っていいことに気づいた!」と。

ところが、私にとっては穴だと思っていたことが、別の人からしたら、とてもありがたい配慮だったことを、私は後から知ることになりました。

うちの子は好き嫌いもなく、園の給食でも何でもばくばく食べるタイプだったんですが、園のママ友さんたちと会話する中で食が細く、給食を食べるのが苦痛な子も多いらしいということを、初めて知ったのでした。

そういう子どもたちは毎日の園の給食が苦痛で苦痛で仕方がない、その 「菓子パン、フルーツ、牛乳だけの日」が、楽しみで待ち遠しいとのこと。

「そうか……給食は栄養だけではなく、子どもたちにとって食べる楽しみや『今日はちゃんと食べることができた!』という達成感のもとになることもあるんだな、給食が苦手な子どもには、あえてそんな献立も大切なんだ」

私が正しいと思って、私が穴🕳だと思っていたことも実はそうとは限らないことが、わかりました。

わざわざ指摘してほじくるようなことをせず、自分が栄養不足と思うんだったらその穴を埋めるように、朝ごはんや晩御飯で栄養を補うようなおかずをたっぷり食べさせればいいことだったんだな……と思ったのでした。

成功の秘訣は人の穴🕳を埋めようとすること

と、教えてくださった方がいます。

ものすごく優秀な女社長さんです。その方は、私が昔働いていた会社の取引先の方なんですが、他の大きな会社や、今まで実績のあるすごい会社が束になってかかってもかなわないくらいの業績を上げておられました。30年後の今もずっと業績を上げて大活躍中です。

私はある日その方に、男社会の中で、どうしてそんなに素晴らしく成功しておられるのか秘訣を聞きました。

「あのね、すごく優秀な人にでも誰にでも必ず穴がある。私はその穴を埋めようとしているだけ…」と。

彼女は事業に成功しているだけではなく、いつもお元気で、笑顔で、お幸せそうで、実際の年齢よりも10歳以上もしかしたら15歳くらい若々しくみえます。

穴を指摘せず埋めようとする人になりたい

生きてたら、いろんな人のいろんな穴🕳が、よく見えたりします。私もそうでしたが、良かれと思って指摘することも多い。特に親しい間柄は遠慮がないので、ついついズケズケと指摘してしまったりもします。

それが良いように働く時もあれば、言い過ぎたり、うまく相手に伝わらず反感を持たれたりすることもあります。

そして人間関係が悪化して、ストレスになり、健康を害することにつながることもあります。

同じ穴でも、ついつい指摘して、ほじくってしまうのではなく、できればさりげなく埋めてあげれるような人になれたらいいなぁ…

と、ふと思いました。


参考記事

私たち、自分が穴だと思っていること、視点を変えたら、そうでないこともあるかもしれません。

「不幸を幸福に180度 変える」心理学の授業を受けてきたよ

おまけ

こんな記事を書いた私の自己紹介記事


こんな長文記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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