
最終出社日ってこんなものかな
2024年6月7日、15年勤務した現職の最終出社日(退職日は6月30日)。
最後なので宮城県の自宅から東京オフィスに新幹線で出社。と思いきや乗る2つ前の便がアクシデントで遅延。50分近くの遅れ。
私が乗る便も当然影響を受けて遅延するという、波乱の最終日朝。
最終日に上等じゃねぇか、と思ったらさすがのリカバリーで20分程度の遅れで済んだ。JRの皆さんありがとう。そんで、それ以外は問題なくあっさりとオフィスに到着。
さっそく上司と最後の面談をしたり、社食でランチしたり、仕事の合間を縫って訪ねてきた同僚仲間たちと歓談。いつものメンバーもいれば、久しぶりにお会いする諸先輩方も来てくれて感激。
人事発令から最終出社日まで日がなかったこともあり、みんな口々に突然でびっくりしたと言う。こればっかりはそう決めてしまったからねぇ。
ところで、ほかの企業はわからないけど、最終日ってお世話になった方に挨拶したり、誰かと話したりしかやることないのですよ。
タスクにアサインなんかされるわけないですしね。退職に向けた対応で忘れてることがないか見直すくらい。
パソコンとにらめっこしてる間は、直接挨拶できなかった人にDM送ったりとかするくらいしかなかった。
後輩が開催してくれたオンラインとオフライン合同の見送り会も終わってたくさんのお土産と花束もいただき記念撮影タイム。こんな人間でも総勢50~60人くらいの人がお見送りで集まってくれてそこはちょっと安心したw
そして、仲間たちの人間アーケードをくぐって拍手の中見送られながら退館・・・というわけではなく、貸与端末を返却して、大量のお土産も会社から発送してもらうため担当窓口に数人のメンバーと一緒に行く。
そして、端末の返却もお土産の発送も手続きにまごついて、ずるずると時間が過ぎた結果、送別会の主役なのに1時間遅刻するという暴挙(夜は長いから先にホテルチェックインもしたからだけど)
二次会も終わり解散したあと、ホテルに戻りながら思ったこと。
「あっさりとしたもんだな」
あんなに転職したくて、挫けそうになっても諦めないでやり遂げた。
だから、最後の日くらいは何か込み上げるものがあるのかなと思ったけど、楽しく見送られたこともあってとくに何も感じなかった。
今後もSNSでつながっているから今生の別れということもないというのもあるけど、最後まで自分がこのメンバーの輪から抜けるという感覚があんまりなかった。
次の日も中の良い同僚と遊んだし、どこまでも他人事な感覚。
おそらく転職先の初日でようやく実感するのだろうな。
いいなと思ったら応援しよう!
