新生活から始めたい!おすすめ中古カメラ3選
こんにちは。北海道のフォトグラファーTsurushigakiです。
さて、前回に引き続き今回は
新生活から始めたい!おすすめ中古カメラを3つをご紹介します。
新品と同じ価格でいいカメラが欲しい!新品は高いから中古がいい!という方は必見です。
①SONY α7Ⅱ
過去に絶大な人気を誇った今のミラーレス時代を作ったカメラ
発売日:2014年12月5日 (生産完了)
中古価格:6〜8万前後(ボディのみ)
まずは今の若手ポートレートフォトグラファー。ママさんカメラマン。動画クリエイターが劇的に増えた最大の要因ともなるカメラ。
プロでの使用も多く、プロに必要なダブルスロットカード、画質のいいフルサイズセンサーを搭載。そして、ボディ内手ぶれ補正をこの価格帯で入れたということもあり、手ブレがしにくく初心者でも扱いやすかったことが大きい点。
マウントアタブターという変換リングを使うことでフィルム時代のレンズ(オールドレンズ)が使えたり、当時流行ってたSIGMAのマウントアタブターを使うことでCanonの一眼レフ時代のレンズもAF有りで使用可能!(これがきっかけでCanonからSONYへカメラを変える人が続出)。
Canonの一眼レフ時代のレンズは値段が値下がりしているので、レンズはSONY以外の選択肢もあります。
値段も落ち着いてきたことと、何よりも若い人に人気な写真のレタッチ講座やプリセット、ポートレートやカフェの撮り方なんかは大抵この頃にこのカメラを持ち始めたカメラマンが多いので、真似すればすぐに似たような写真になります。
・買う時の注意点
絶大な人気と販売台数が多く、3年くらい前なら新品も手に入れれたカメラ。しかし、数が多いあまり程度の悪い個体も多数存在します。
なので、
メルカリやヤフオク、海外の中古サイトなどで買うことはおすすめしません。
例えば、
カメラのキタムラ ー 程度がAB以上
マップカメラ ー 良品以上 または シャッター修理品
といったようにシャッター幕の故障リスクが少ないカメラをおすすめします。
(ちなみに当時、若い子でもプロでも使用中にシャッター幕が降りたままで撮影できなくなった、、というトラブルはよくありました)
SONYタイマー。なんてSONY製の家電では言葉を耳にしますが、まさにシャッターから故障の起きやすいカメラなのです。
電子シャッターで撮るようにするとカメラへのダメージを軽減できます。
カメラ屋さんで中古の状態のいいカメラを買いましょう!!
②OLYMPUS PEN EP-L8
見た目が可愛く。値段も手頃な女子カメラ
発売日:2016年11月18日(生産終了)
中古価格:3万〜4万前後(ボディのみ)
なんといってもこの可愛らしい見た目。そして操作のわかりやすいボタンや画面が女性を中心に初心者に人気だったカメラです。
個人的にはこのブラウンが歴代PENの中でも可愛い。ということで推させていただきました笑
スマホよりも優れた画質なのはもちろんのこと、ちょっと首からぶら下げても絵になるカメラです。
なんといっても物価高騰の今、ボディとレンズとセットで5万以内も狙えるカメラは魅力的です。
・買う時の注意点
まず、絶対スマホ用のSDカードリーダーを別に準備してください。
こういうやつです。
え?WiFiがついているんじゃないの?と思われたかもしれません。
確かについています。しかし、OLYMPUSは現在カメラ事業から撤退しカメラを作っておらず、今はOM-SYSTEMという会社が引き継いでます。
つまり、スマホに転送するためのアプリがいつ終わってもおかしくない。という状態のカメラなのです。
なので、PENをお持ちの方に限らず、OLYMPUSユーザーは気にしなけらばならないところなのです。
それと、在庫自体はあるものの、これの後に出たE-PL9の方が1万ほどの予算追加で4K動画やAFの性能が上がったり、もっと予算があればLUMIXのG90という見た目の似たカメラがもっと高性能であったりするので、そこはお財布とご相談で。
前のE-PL7というカメラもあるのですが、もっと安いですが個体が少ないので今回はご紹介しませんでした。
気軽にカメラライフをオシャレに始めたい方はこのカメラです。
③FUJIFILM X-T2
色味は最高!海外でも人気なレトロ調カメラ
発売日:2016年9月8日発売(生産終了)
中古価格:8~10万(ボディのみ)
コンデジが予約でも手に入るかわからないほど人気のFUJIFILM。
そんなFIJIFILMが2016年に作ったミラーレスカメラ。
当時はプロ用ですがこの頃のフジのミラーレスの中でも一番在庫が出てきやすいのが特徴です。
シャッターやISOは上部のダイアル。絞りはレンズ側とアナログ要素が多いのも特徴。
色味はさすが元々フィルムメーカー。え?って驚くほど綺麗です。
虜になる人も多数。お試しあれ。
・買う時の注意点
とにかく2024年4月現在、FIJIFILMのカメラは新品も手に入らなけらば中古も在庫が品薄です。
理由は海外でFUJIFILMの需要が上がっており、ここに円安も加わって、本国で買うより日本から逆輸入した方が安い。という海外フォトグラファーや転売屋さんが多く、あっという間に売れていきます。
(新品のFUJIFILMのカメラが値段爆上がりした理由のひとつです)
なので、X-T2に限らず、それより下のX-T20やX-E2、前モデルのX-T1を検討するべきかもしれません(色味は変わらないのでそれも手)
(X-T2より古いカメラはISOが1600までと暗いところに弱いカメラもあるので要注意)
でも言い換えれば買っても高価で売れやすいカメラ。ではあるので転売やオークション、資産価値の知識があるなら苦ではないかもしれません。
むしろ安いのはレンズ。SIGMAなどのサードパーティに加え、純正レンズもアマチュア用からプロ用までそこまで高い値段設定ではない。中古価格も安め。というメリットがあるので、ボディさえ手に入れればレンズは楽しみ放題です。
あと、瞳AFや自動認識AFを使うなら問題ないですが、スポットAFを使うならAFポイントの切り替えが難しい。そんな使いにくめの操作性はキズだったり、、それでもファンが多いので、圧倒的な色味の前では不要な一言かもしれません。
以上、2024年春の新生活から始めたい!おすすめ中古カメラ3選でした!
新品と中古と分けてお送りいたしました。また、ミラーレスではなく一眼レフから始めてみたい!という人はもっと豊富にありますので、またの機会にご紹介したいと思います。
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