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いなかのねずみはフィギュア好き。憧れの代々木体育館で「NHK杯」観たのでチュー!
トルコ旅行記も放置して、うふふー都会に行ってきた。今回の目当てはNHK杯!フィギュアスケート観戦だ。推しは競技を引退ちゃって今は出場しないれど、その方がむしろ心は穏やか、和やかなのはなぜかちら。ハラハラキリキリしすぎずに全員応援できるから?純粋に競技を楽しめて案外わるくない感じ。とっても楽しかったでチュー。忘れないうちに覚書。
わたくし、いなかに住んでるねずみ、都会はとっても遠いでチュー。物理的や金銭的に遠いはもちろんなんだけど、家族がいる身のねずみですもの「一人で遊びに行ってくる」とはなかなか言い出しづらいのヨ。しかーし、スケートならば別。「NHK杯行ってくる!」と言えば「チケット取れてよかったねぇ」と返すほどには我が夫、すっかり慣れてるわかってる。近場のアイスショーならば夫と行くのも楽ちいが試合観戦はヒトリの方がむしろ自由でいいのでチュー。
うふふー、今回は一人旅。背中の羽をわっさと広げ都会へ飛び立つうれちいな。
●NHK杯観戦記
今回はとてもよい席だった。ジャッジのすぐ後ろの席でロングサイドの中央辺り。すぐ前の列にはテレビカメラがずらりと並び、今まさにテレビ撮影してるモニター画面が丸見えダ。リンクが一番とってもよく見えるイチバンの神席!だったのだ。
せっかくならば大ちゃんをこの席で拝みたかったと嘆きつつ、かなだいも昌磨くんも引退した今だからこそのご褒美だよねと涙を拭う。この席でりくりゅう(三浦璃来・木原龍一ペア)を応援せねば。この硬くて冷たい椅子に最後まで座り通して(最終滑走者の)かおり(坂本花織女子シングル選手)の爆進を見届けるから!
NHK杯は一日でアイスダンス、ペア、男子シングル、女子シングルが観戦できる、なんとも贅沢なスケジュール。子どもの頃からテレビで観てたNHK杯の会場に自分がいるなんて不思議な気持ち。「どうやってチケット取るんだろう?」と知らなかったわたしに教えたい。「ぴあ」とか「ローチケ」で取れるのよー!公式ページで案内されててそこからリンクで跳べるのよー!現地観戦たのちいヨー!
わたしの席からはリンクへの出入り口がよく見えて、リンクへ飛び出していく選手の背中も、送り出すコーチ陣の様子も全部見えていた。先生に背中を押してもらったり、演技を終えて戻った選手がコーチとハグして喜んだり。演技中はリンクサイドのセンセーも飛び上がって拍手したり、よっしゃと拳を握りしめたり、なかなかにアクティブでお忙しい様子。テレビには映らないそんな姿がほんとに全部見えちゃうのも醍醐味のうち。テレビのキスクラでよく見る先生方がとても美人でお綺麗で生き生きとしていらっしゃるのが素敵すぎた。
それから何が楽しいって会場の雰囲気!よい演技にはみんな立ち上がって拍手したり、国旗をぶんぶん振ってみたり、「今の演技すっごいよかったね!!」という気持ちをその場で共有できるのが何ともうれしく盛り上がる。テレビで観る方が百倍近いし、解説付きで分かりやすいけど、「この場にいる」のが一番なのだ。よい演技には手拍子で後押し、失敗したら拍手で励ます。会場の熱気で応援したいし拍手で演技を讃えたい。テレビで観ている選手たちはとても華やかできらびやか、遠い世界のスターのようにキラキラ光っているけれど、現地で観ると実際はわたしたちと同じ人間で、努力してここまでたどり着いたのだというのがよくわかる。華やかで素敵ななアイスショーもワクワクして大好き!だけど、試合観戦はまた格別。
現在のわたくしイチ推しは「りくりゅう」ペア。今はテレビの実況席で澄まして解説なさってる高橋成美ちゃんとペアを組んでいた木原龍一選手が三浦璃来ちゃんと組んで躍進したカップル。なるみちゃんと組んでいた頃はペアに転向したばかりでおっかなびっくりだった木原くんが、今ではすごくかっこよく強くて頼もしい素敵な男に育ってる。そんな成長を見守ることができるのも楽しみのうちで、この2人のがてっぺんを取る姿をこの目で見たいと思うニョだ。
せっかくの都会だし、途中で抜け出して買い物行っちゃおうとか邪念も湧いたりするけれど、いやいやそんなのもったいなーい。この目でしかと見なくては。しっかりと腰を落ち着け昼から夜まで観戦するヨ。お昼の12時半から20時半までぶっ通し。弁当も水筒もオヤツだって準備して覚悟の上で来てるのだ。
●よき観戦のためのグッズたち
わたしは事前に観戦メモ表▼を紙に印刷して来てる。観戦しながらあれこれと書き付けていくのがたのちいヨ。
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観戦中の殴り書きだし、たいしたことは書いてない。だけどわたしには大事なニョ。自分の書いている事柄が記憶の取っ掛かりになって後から見返すとまざまざとそのときの情景がよみがえる。現地ではフーンと流していても次のシーズンにテレビで見て「この選手、前に現地で見た!」と気づくうれしさよ。この目で演技を見た選手って、贔屓して応援したくなる。わたしはジャンプも見分けられないずぶの素人なんだけど、それでも現地へ足を運ぶのはやめられないワと思うニョだ。
●旅の荷物
今回わたくし持込みのカバンを工夫してみたヨ。オープンタイプのトートバッグ。ちょいと大き目なのがよい。底が安定してるので、床に直置きしておいて必要なものをさっと取り出し、また戻すのにも便利でチュー。
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オープントートには観戦グッズを突っ込んで足元に置く。
中に入っているのはブランケットや双眼鏡。パンフレットとか筆記具とか。
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観戦用のオタクグッズがパンパンに入っている。冷たくて硬い椅子から尻を守るための座布団とか。携帯用の薄いペラペラなのだけど、これがあるのとないのでは尻の痛さや暖かさが!ほんとに全然違うのダ。わたしは裏にテープを貼って椅子に固定しているヨ。貼っとかないとスタンディングオベーションで立ち上がるたびに座布団がどっか行っちゃって困るの。
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今回わたしのスタンド席はリンクからは結構遠い。昼間のうちは寒さは感じなかったけれど、時間が経つにつれリンクの氷の冷たさがスタンド席まで上がってくる。かばんからブランケットをごそごそと引っ張り出し、膝に広げて暖を取る。もっと寒くなればカイロを仕込んだりするけれど、今回はそこまではなかった。持ってきていたダウンベストがちょうどよくてすごく嬉しい。
せまい座席がぎゅうぎゅう詰めの会場で、オープントートはかなり優秀。荷物をばんばん放り込んで足元に置いても心配ないし、中身もさっと取り出しやすく、ヒコーキで移動する日の機内持込みバッグとしても使えそう。実は以前、このかばんをメインのハンドバッグとして使ったら▼
重くてたいへんだったのよー▲。これは街歩きのメインではなくて、機内や会場でつかうグッズを突っ込むためのサブバックにすればよいのだな。移動日だけならキャリーに乗っけて運べるし、多少重くてもだいじょうぶ。
これからはこのカバンを「機内内持込み用」と「観戦時に会場へ持っていく(オタク)グッズ入れ」に特化してつかうことにするワ。
試行錯誤を繰り返し自分の旅のスタイルが決まっていくのもうれちいな。
観客席は女性率高し。マダムやガールもみんなウキウキ、華やかなこの場を共に楽しむまさに同志という感じ。休憩時間にロビー並んで持込みのサンドイッチたべたり、お隣同士でグッズを褒め合ったり、ぼっち参加でも寂しくないヨ。
会場には、ドーモ君といっしょに写真を撮ってもらえるブースもあり、わたしも喜んで並んだけれど、己のポージングの下手くそさにがっかり。。。
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次の観戦までにはきっと!美しいポーズが取れるよう練習するぞと誓うでチュー。