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恵比寿(えびす)と大黒(だいこく)
隠岐の集落に水死体を恵比寿神として祀った西宮神社があり今は別の神社に合祀されてると本にあって現地行ったがわからねえ。人がいねえ。
— 幣束 (@goshuinchou) April 21, 2023
水死体を恵比寿さんとして祀るのはやっぱりイザナギイザナミの最初の子で不具の子であった為海に流された蛭子(ヒルコ・エビス)から来てるんだろうなあ。
七福神の中でニコイチにされやすい大黒様と恵比寿様だけど恵比寿様は海に由来のある神様なので鯛と釣具を持っている。
大黒様はヒンドゥ教のマハーカーラや大国主命が由来なんだけど大黒神としては竈神なのでお米とセットに描かれている。
「大黒柱」とは、家の支えとなる柱であり、家族の稼ぎ頭を指す言葉である。この言葉は、家の中心にある台所の柱に竈神である大黒神が祀られる事に由来する。また、妻を「山の神」と呼ぶことがあるが、山の神は里に降りて田の神になると言われている。
大黒は米俵に乗っている事から分かる様に農耕神としての側面を持つ。また田の神でカカシの化身である久延毘古(くえびこ)は大黒の一側面である大国主の国造り神話に登場しその関係は深い。
「大黒柱」という言葉は、一般に男性を連想しがちだが、女性の聖域であった台所に祀られる大黒神、また、妻=山の神=田の神=大黒と考えると陰で家を切り盛りする女性の事を指していたのかもしれない。
もちろん現在ではまさに大黒柱の女性も少ないくないだろうけど。