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イギリス短期留学+フィンランド旅 DAY9

2度目の月曜日
朝学校に行くと、先週の私と同じようにオリエンテーションと市内観光を案内されている学生たちに出会う
この学校は毎週毎週、世界中から生徒を受け入れて、そして卒業していく
私もあと5日でここを去る
ただのビジター
長い人だと、6か月間この学校で過ごす
そのあと帰国する人もいれば、ワーホリに切り替える人もいる

ワーホリ ワーキングホリデイ
今では一般の人達も知るところになる制度だけど、私が学生だったころそんなに主流ではなかったかも
大学卒業したら、就職するのが一般的で、海外より日本の方が稼げると信じて疑わなかった
四半世紀を経て、円安とインフレでイギリスの物価は感覚値で2倍
当然給与も2倍かそれ以上だろう
イギリスのどこにでもあるCOSTAカフェでカプチーノは4.4£
約880円である
でもスーパーにはインスタントコーヒーしか売っていない
こちらでコーヒーはエスプレッソなどのプレス式がメインなので、フィルターで漉すタイプのドリップ式は売っていない
でも、カフェ中毒の私は朝はコーヒー飲まないと目が覚めない
日本から持ち込んだドリップ式のコーヒーは先週で無くなった
涙を飲んで、3.8£のアメリカーノを頼んで飲んでいた


学校近くの素敵なカフェSpicer+Cole
チェーン店より少し高い
カウンター上のベーカリーもおいしそう
サンドウィッチで7.5£(1500円)くらい。。。毎日は無理

学生の頃にワーホリ知ってたら、行っただろうか?
日本は就職氷河期真っ只中で、当然のように就職できず、とはいえ周りも同じ状況だったので、焦ることもなく、漫然と日本で生きていた
そもそも、田舎で生まれた私に留学という手段は想像できなかった
ましてや、働くなんて

社会人になり、沢山の友人と出会い、なぜか心惹かれる友人たちは、留学経験があった
特に高校生の時の留学経験は、本人の希望というより、周りの勧めや影響が大きいだろう
親ガチャなんて言いたくないが、早々に日本の外への意識をもてるかどうかというのは、大きく道が分かれると思う
年収の差などと、小さい規模の話ではなく、そのマインドについて、私は大きく差があるのではないかと思った
国内の内向きな意識は、人を小さくする
常に他人からの評価を恐れ、見張られているような感覚がぬぐえない
日本人のムラ的な監視社会
この旅ではそれらから解放されているため、心が軽い
45歳でとんでもなく自由にいられる自分を肯定できる


こちらもとんでもなく自由なイタリア人医師(隣部屋)
息子がいるらしい
夫は?と聞くと そんなの知らない(離婚した)
毎日息子とイタリア語で電話してた

さて、残りの5日間
先週は積極的に発言できなかった
今週はもっと前にでよう

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