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毎日機嫌よく過ごす方法

「どうしていつも機嫌がいいんですか?」

先日、20代前半の女性からそう言われた。
1年半ほど前に知り合った彼女は、ずっと不思議だったんだそうだ。不機嫌な人に当たられても気にせずにいられたり、会うたびに笑い話をしたり、鼻歌しながら仕事している私のことが。

どうしていつも機嫌がいいのか。答えは「機嫌よくしているから」だ。そう答えたら、どうしたら機嫌よくいられるのか?その方法を教えてほしいと言う。

どうしたら今の感情を落ち着かせることができるか? どうすれば前向きに捉えられるようになるか? どうしたら楽しく過ごせるのか? …これまでにも様々な視点から機嫌よくいられる方法を話してきた。けれどどれも部分的で、納得できるようなできないような…いや、腑に落ちてないから似たような質問が出てくるんだろう。

私だって怒りを感じることはある。たとえば、あの時だってイラっとしたよ。そう言うと、彼女は目を丸くして「全然気づきませんでした!」と驚いていた。

「だろうね、周りが気づく前にイライラは消えたからね。ぽいっと捨てたからね。」と答えたら食い気味に「そこ!なんでそんなことができるんですか?」と言う。なんだか一生終わらない話のような気がしてきた。

正直言って自分でもよく分からないのだ。
イライラしたり怒ったりするのは人間として不思議な事柄ではない。ただ、その感情を持ち続けるのは疲れるので苦手なだけなんだ。
悩むことももちろんある。「じゃあ具体的にどんなことに悩むのか挙げてみて」と言われるとすぐには思いつかないが、悩んでいる瞬間はある。対処するのが早いだけなんだ。
泣きたくなる時だってある。もの思いにふけたい時もある。そうしたいと思う時間は、だいたいごはんを食べたら消えるだけなんだ。

このあたりで一度、自分の思考回路を分析してみようと思う。

どうしていつも機嫌がいいのか。
なぜ笑うことが多いのか。
鼻歌しながら仕事をしているのはどうしてなのか。
何がそんなに嬉しいのか。
悩みがないのは頭のどこかがおかしいからなのか。

そのために日々考えたこと、感じたことをnoteに書き留めていくことにした。分析にはデータが必要だ。ここにデータを溜めていくのだ。

言語化して初めて気づく自分の特徴もあるに違いない。誰かに伝えるテイで外に出せば新たな発見があるかもしれない。少しでも多くの鍵が見つけられたら、彼女の納得のいく答えが見つかるのではないか。彼女が今より楽に生きられるようになるのではないか。

そう願いながら、(できれば毎日)記録していくことにしました。


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剱 悠子
お読みいただきありがとうございます。 いただいたサポートで映画を観たり、本を読んだりして脳の栄養にし、ここでまた還元させていただきます。 今日もあなたに良いことが起こりますように。