イメルダ・メイとアイルランド
イメルダ・メイはアイルランド出身のアーティスト。
わたしが彼女を知ったのはYouTubeがきっかけだった。
昨年2023年は、アイルランド出身の代表的なミュージシャン
(80~90年代が青春だったわたしにとって)
シニード・オコナーと、
ポーグスのフロントマンだったシェイン・マガウアンが
亡くなった。
シニードが亡くなった頃、
たくさんのミュージシャンが彼女の代表曲である
『Nothing Compares 2 U』 を追悼のために
ステージで歌うのをネット越しに見た。
そのなかで、
観客が撮ってYouTubeにアップしたと思われる映像のなかに
それはそれは心を打つ感動的な
『Nothing Compares 2 U』を歌う女性を発見。
黒いタンクトップと黒のロングスカート、
黒髪の細身の女性は、シニードとの別れの
悲しみを全身全霊で表現していた。
衣装のタンクトップに白色で文字が書かれていて、
どこかのブランドものなのかな、、、と
思っていてよーく見てみると、
なんと、
Sinead O'connor
と書かれているではないか。
彼女が自分で書いたのかな。
歌唱力もすごいし、たたずまいとか、
シニードへの愛の大きさとか、
彼女にずどーーーんと惹かれたわたしは、
この女性は誰!!!!!と早速ググりまくって。
アイルランド出身のミュージシャンだと知る。
シニードとも、シェインとも親友のようで、
もともとはロカビリーバンドをやっていたけど、
現在はソロで活躍中。
イメルダの歌もかっこよさも大好きになった。
インスタグラムで追っているけど、
もともと持っている愛情の深さがとても素敵だな、
と思う。
そんなイメルダのインスタグラムに
イェイツという名前が出てきたので、
確か詩人の名前だったよな、、、と検索したら
やはりアイルランドの詩人だった。
検索で上位のほうに上がっていた記事を読んでみると、
イェイツの詩と訳と、ご自身の言葉での説明を
分かりやすく書いてくださっている方の記事だった。
貼られていたリンクに飛んでみると、
その記事を書かれた方のアイルランドの旅日記に辿り着いた。
1ヶ月をかけて、アイルランドを徒歩で旅されたと。
イェイツゆかりの地に立ち寄ったり
パブでギネスを飲んだりと
まだまださわりしか読ませてもらってないけれど、
その文章の読みやすさと軽快さ。
わたしが心癒される旅の話に、速攻でハートを射止められた(笑)。
文章が素晴らしく、スッと心に入ってくる感覚があって、
情景や感情や味が一瞬でイメージできる。
どうやら、
国内外の文学や言語にものすごく精通されていて、
学び続けられている方のようで、
文章が素晴らしいことに納得したのでした。
アイルランドの細道
http://www.alice-it.com/ireland/index.html
イメルダ・メイの『Nothing Compares 2 U』
イメルダ・メイの『You're the One』シェイン・マガヴァンの葬儀にて
シェインのお葬式は、アイルランドの田舎の美しい教会で執り行われ、
その様子はライブ配信されていたよう。
わたしは後から知って録画を見たのだけど、
親交のあったミュージシャンたちの演奏も素晴らしくて、
最後は、ポーグスのメンバーで『Fairy tale of NewYork』が演奏され、
曲の盛り上がりとともに、シェインの奥さんや親族が手を取り合って
踊りはじめるという!
とても感動的で印象的でシェインらしいお葬式だな、と。
それと、棺が素敵なんて思ったことはじめてだったけど、
最後にジョニー・デップらがシェインの棺をかついで運ぶときに驚愕!!
バスケットみたいに、藤??か何かで編まれたかごのような棺に赤い薔薇がのせてあって。(調べたら、アイルランドやイギリスではこのような棺があるみたい、素敵だあ)ご家族のセンスもあるだろうけど、どこまで素敵なのか、、、ほんとに最後までイカした人生だったね!シェイン!
イメルダ・メイからの
イェイツからの
アイルランド旅日記からの
シェイン!
とりとめない
わたしの散文でした~。
シニードのこと、
『Nothing Compares 2 U』がヒットしたころ
良く聴いていたけど、そのあとはぜんぜんで。
でも、ボブ・ディラン30周年コンサートでの
出来事は忘れられない。
またいつか書くかもしれません、
書かないかもしれません、、、。