ガミガミ母さんになってしまうとき
息子、中間反抗期に突入?
最近、現在小学2年生の息子が「中間反抗期」(たまたま雑誌でみかけて、初めてそんなふうに呼ばれる時期があるのを知りました)を迎えているのか
はたまた私に似ちゃって、もともと口達者だからか、一筋縄ではいかないことも増えてきました。
たとえば、夕飯前に学校の宿題を済ませる約束になっているけれど、夕飯の時間が近づいてきても一向に始める気配ない姿を見て、ひと言ふた言促すと
「わかってる!」
「ちょうど今、しようと思ってた」
(だよねえ。絶対そう言うよねえ)
宿題をやらなくて困るのは自分自身だし、放っておいたらいいのかもしれないけれど
「約束したこと守らないまま、夕飯(=息子の大好きな時間)にする」
というのも
「別に約束を守らなくてもいいよ」
というメッセージになってしまいそうで、私の心に引っかかるから、見過ごすこともできないし、したくない。
そんなことが毎日のように繰り返されて、ここのところすっかりお小言が増えてしまい、なんだかモヤモヤしていました。
「〜しない」努力は苦しい
ブツブツ母さんになっている自分に気づいて、まずは一週間くらい
「小言を減らそう」
「言いたいことが10あったら、5は飲み込もう」
と努力してみたんだけれど、これが思いのほか苦しい!!
「〜しない」というのは、「〜する」の何倍も負荷がかかるように感じました。
それと同時にハッと気づいたのが、最近お小言が増えるのと反比例するように、ぎゅっと抱きしめたり、イチャイチャする時間が減ってしまっていたということ。
ガミガミ注意されるばかりで、丸ごと愛情を感じられる時間が減っていたら…
そりゃ母の言うことにますます耳を傾けなくなるし、素直に聞こうなんていう気持ちには、到底なれないだろうなあ。
そう気づいて、方針転換することにしました。
言った分だけ、〇〇する
苦しいことを続けようとしても余計イライラして負のループにハマってしまうので、「お小言を減らす」ことに注力せずに、言いたいことや言う必要があると思ったことは言う。
その代わり、言ってしまった分まで、これまでより意識してぎゅっと抱きしめたり、膝に乗せて本を読んだりする時間を増やすよう、心がけるようになりました。
今のところ、それによって何か劇的な変化が起こったというわけではないけれど、子どもというより、私自身の心に栄養がチャージされて気持ちが安定する気がしています。
そして、不思議と母の心の状態は子どもにも伝わり、うつる。
私には子どもの心理や発達に関する専門的な知識があるわけでもなんでもないし、「これが正解!」と思っているわけでは全くなくて
(可能ならば、やっぱりお小言言わない母になりたいです・・)
私自身と子どもに合ったやり方を模索している、そのうちのひとつだけれど。
ガミガミ母さんになっている自分に気づいたとき、工夫していることや心がけていること、ありますか?