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GW③アドラー心理学

 写真は関係ないですが、子どもがシェルチェアに自分で這い上がっていた。すごいな、滑りそうなのに。

 まだ続くこのGWやったことシリーズ。

 Voicyの「ワーママはる」さんをフォローしていて、時々聴いている。共働き(今は休職中)でバリキャリの方なのだけど、時折引用していたアドラー心理学。入り口として最適そうな「嫌われる勇気」から読んでみた。とても鮮烈だったので、感想とまとめを書き残しておこうと思う。

 猛烈に長くなった。

【概要】
 哲人の元へ、憤然と青年がやってくる。哲人は、人生はとてもシンプルであり、誰もが幸せになることができる、と説いている。青年はこのナメたことを言う哲人をコテンパンに論破してやろうとし、数日かけて二人は議論する。

 以下、私の感動ポイント7点。私が生活に落とし込む具体策も書いていく。


⒈ 嫌いになるのは、目的があるからである。
 トラウマは作り物。怒り(私憤)も嫌いも作り物。私は弱者だから守ってほしい、攻撃する理由が欲しいなど目的がある。嫌い、苦手と感じたら、目的を考える。そうすることで、冷静になれそう。

⒉ 対人関係は、課題の分離で上手くいく。人に期待するな、人からの期待を意識するな。
 人が責任を取るべき問題に介入しない。助けを求められれば援助しても良いが、受け入れるかは相手の自由。また期待に応える必要はない。私はよく、期待を勘ぐってその通りに行動しようとし、疲れる。これはまず変えて行かなきゃと思う。

⒊ 承認欲求ではなく、仲間への貢献感で幸せになれ。
誰かの役に立っている、という思いが、私を幸せにする。
 褒められなくても、自分が幸せになる為に、貢献する。 査定の度にぐるぐるしていたけど、伝えることは伝えて、それでも評価されなければさっぱりとしたい。

⒋ 目の前の人との関係が壊れるのを恐れるな。誰とでも対等であること
 下手を言ったら飛ばされるだとか、嫌な仕事を回されるだとか、も聞きますが…自分の責任において異を唱えて、それで関係が壊れるなら、その程度。「私」が属している「部署」「会社」は、1共同体に過ぎず、私はもっと大きな共同体「社会」に属している。小さな共同体の常識にとらわれなくていい。
 そして思い返すと、はっきり物を言う人は創造的な仕事が与えられ、消極的な人は和を乱さない仕事を与えられている。前者を疎ましく思うのは、ちょっと羨ましいからかもしれない。面白いのは当然前者なので、自らそうならないとね。

⒌ 褒めるのも叱るのも評価をするのも、相手を見下す行為。 
 褒めるのではなく、相手の貢献度に感謝する。子どもが自分の「善」のために生きられるように、私の接し方も変えていこう。

⒍ 自分の価値を冷静に認め、どう生かすかを考える。
 与えられるのを待たない。

⒎ 今この瞬間を真剣かつ丁寧に生きる。 
 人生は頂上へ向かう線ではなく、一瞬の集合体(aiではなくpsdだな、と思ったり)。そして、自分の人生をストーリーとして見ない。人生をストーリーと考えると、「私の人生はこうなるだろう」と想像したストーリーにそって生きてしまう。 何かを成し遂げるのは、毎日一生懸命に生きた瞬間の先にある。

・・・・・・・

 思い返すと、私は親に期待されて、期待に応えようとして生きてきたと思う。高校受験の時は、第一志望の公立に行けなければ、お金のかかる美大受験の道も閉ざされる為、試験結果が悪ければとても悲劇的になり、親に泣いて詫びた。親はそんなことを期待してないのは分かっていたけど、責められたくも諦められたくもなかった。慰めてほしかった。・・・親のことは好きで感謝しているけど、心配性で、本の言い方をすれば私を信頼できておらず、常識でのBestを私に歩ませてやろうとしていたんだろう。

ということで、嫌われる勇気、の私的まとめ。
読んでよかった。

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