チョコレート事件
twitterで繋がってる友人はご存知だと思うので、詳細版だとおもって優しく見守ってください。
去る木曜日は4回目の結婚記念日だったのだが、平日なのでめちゃめちゃスルー。その分、本日お祝いした。お祝いってもこのご時世なので、2500円のワインと、和牛ステーキ肉を100gずつ買ってきて、ステーキにして食べた。
デザートは、本当は美味しいケーキが食べたかったんだけど、スーパーのシュークリームとリンドール、あとコーヒーにした。気持ちだけでもガラスの器に盛った。
コーヒーを淹れている間に、娘がいつものようにテーブルへ這い上がり、お皿のチョコレートで手遊びし始めた。2、3個つかんでソファの方へ走っていく。
お菓子だと思っていないみたいだし…と思って少し放っておいたが、ふと目をやると、包み紙を剥いてパクリしようとしているではないか!
夫婦ほぼ同時に気づき「ワアアア!!!!!」と叫んだので、驚いた娘はチョコをソファにぶん投げた。夫が慌てて回収。気温の高さと1歳児の体温で、チョコレートは溶けて崩れかかっていた。溶けかかったチョコレートは夫が食べた。甘い匂いがしたんだろうなあ、気をつけないとね…と言い合う。
逃げていた娘が、夫の方へ寄ってきた。まだ溶けかけたチョコのかけらを持っていたようで、夫にホイッと渡してきた。「ありがとう」と夫。私達が「ちょうだい」すると、じゃああげる、といった感じでよくいろんなものを渡してくれるのである。
「うわーネチョネチョや。イラネ。」
ねっちょりしたかけらをつまんで、ため息をつく夫。私にパスしてきた。受け取ってなんとなくスンッて嗅いでみたらうんこ
うんこだった。
「これうんこやんか!!!」私はつまんだうんこを掲げながら叫んだ。
ぎゃあああああと叫んで我先にと洗面所へ走る夫。ゴミ箱へ投げ捨て、あとを追う私。洗面台の奪い合いになった。どけろ、手を拭くフェーズに移行してるなら先に私に洗わせろ!!
必死だったので娘がどういう反応だったのか記憶にない。
思い返すと本当にシュールだし驚くほど似ていたし、わざとにしては出来すぎていて1歳児の発想とは驚きだ。下手したら食べていた。さらに恐ろしいのは、どこからそのうんちくんを調達したのかである。おむつは汚れていなかったし、少し前に別の形態・色のうんこをしたあとだった。そこそこフレッシュな質感だったので、このためにひねり出したのか、どこかに置いてあるのか…ホラーです。
【教訓】うんこと、崩れたチョコレートは似ている。
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