人見知りなオタクがパーソナルトレーニングに通ってみた話
ざっくりいえば、人生ずっと太っていた。親もまあ肥満なので遺伝的な体質的なものがないとは思わないが、大半がストレスとそれにかこつけた長年の甘えと怠惰のせいなので自分のせいで、である。
幼い頃からずっと家族に「大根足」と言われ、学校ではいわゆる太っている人が言われるような揶揄は一通り受けてきた。
高校時代、一念発起して某ブートキャンプと断食により1ヶ月で8キロの減量に成功するも、その後の受験生活であっさりリバウンド。(生理も半年こなくなった)
極め付けは約4年に渡るアメリカ生活。1年、また1年と過ごすごとに体重が増え、帰国する頃には人生MAXに。
社会人生活が始まり、仕事のストレスで一時期5〜7キロほど落ちたが、慣れ始め+コロナの在宅で結局プラマイゼロくらい。
いい加減に自分を変えたいな、と思い、2020年6月、ジムの門を叩きました。
最初に申し込んだセッションの回数が終わりに近づいてきたので、備忘録も兼ねて少しずつ、(覚えている範囲で)書き残していこうと思う。
体験レッスン
6月第一週の休日、体験レッスンに申し込みをした。したものの、直前まで完全にビビっていた。人生における乏しいジム経験からすると、ジムなるものはなんだかキラキラした世界で、綺麗なひとたちがよりきれいになるためのもの、という認識だった。それでもここで逃げたら一生言い訳ばっかしていかない・・・と思い、思い切って家を出た。
そうしてドアを開けた向こうにはなんだかキラキラした筋肉がすごいひとたちがいたのである。私は思った。「(運動嫌いなデブスの人見知りのオタクが来るところではないという意味で)やべえところに来てしまった・・・」と。しかし、我が身はもう腹を括った身・・・通える範囲のジムの値段や開店時間などそれなりに検討・比較した上でここの体験に来ており、体験を経て「通えないわコレは。」と思う理由が全くなかったのでそのまま契約に至ったのです。
セッションの開始
翌週から、セッションが始まった。24回、3ヶ月のコース。週ごとに約2回通っていく感じ。仕事と営業時間の兼ね合いもあり、基本的に土日で通っていくと決めた。初回はまず身体測定と食事管理についての話があり、残りの時間でストレッチの指導と、少しトレーニングを行った。
どんな食事をとっていくのが良いか、具体的にはどの量で、卵で言えばいくつぶん、サラダチキンで言えばいくつぶん・・・そんな風にわかりやすく説明をしてくれた。
Protein タンパク質 50g
Fat 脂質 11g
Carbohydrate 炭水化物 50g
を目安に、一食におけるPFCのバランスをとっていくこと。それから自分の基礎代謝(=何もしてなくても消費するカロリー)よりも少なめにカロリーを摂取していくこと。
このご時世、いろんな情報が溢れているし、検索窓に「ダイエット やり方」と入れれば何万の情報、やり方がずらりと並ぶ。その中から自分に合ったものを取捨選択するのはそれなりに難しいし、ダイエットに何度も挫折をしている私は、甘えかもしれないが一人で頑張れる自信がなかった。だからこそ、こうして改めてきちんとしっかりと説明をしてもらえることで、自分の中での知識が整頓、断捨離されて、脳の中にすとん、とやっと入ってきたように思った。
そんなこんなでジム通いはスタートしたのである。
以下はインスタに載せていた初日の心境。備忘録として残しておく。
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パーソナル初日。
こんな時期にジムに通うというのに対して罪悪感だし、でもいつまでもグダグダでぶす続けるのもいい加減嫌で思い切った。でも罪悪感が凄い。自粛ってどの程度すればいいのかな。正直安月給で働いてるから分割だしお金もきついけど、行くと決めたからには頑張る。罪悪感のぶん、やらなかったら余計罪悪感だしね…十分気をつけて消毒も持参する。とことんやる。とりあえずBW映画やるまでに10キロ痩せてBWTシャツきて映画館行く。とてつもなく果てしなく遠い目標だけど、私の中でいつでも理想なのも世界一美しいと思うのもスカーレットだから。とりあえず待ち受けをスカーレットに変えました。笑 今の状態じゃ目標だというのも恥ずかしいくらい遠い目標だけど!ね!でも目の保養でけつ叩きで目標なので!ね!根がネガティブだけどネガティブなりに前向きにやる〜
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