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おそらく夢はよく見る方だ。 と言うか、覚えている方だ。 徒然に書き連ねていこうとしてるんだ…
いつかみた夢 バスは山あいの悪路を行く。 あれから1時間は走っただろうか 石に乗り上げなが…
いつかみた夢 あまりに いつまでもどこまでも 土色、緑、空の青が続くので、 もしかしてずっ…
いつかみた夢 この胸の痞えと 喉の渇き 私はひとまず飲み物を買おうと、 人だかりのフード…
いつかみた夢 振り向くと、そこには サラリーマンがいた。 姿形を改めて形容する必要も無い…
いつかみた夢 緑青に覆われた、 見るからに古そうな銅製だろう看板には、 バチバチの達筆で、…
いつかみた夢 「なので、あなたがある程度ご存知の前提で、お話させていただきます。」 こうなると、ある程度 “ご存知顔” で聞かないといけなくなる。 話しながらサラリーマンと私は歩き出す。 さっきのメダルゲームのコインは もちろん預けてきた。 錆だらけの『KOKUYO』のスチールロッカーの中に。 「私達は1960年代に、この国と国交を開始しました。今もご覧の通りまだまだ発展途上ですが、 ここだけが異質ですよね」 異質と認めると言うことは、 端から異質なものを意図的に作っ