下界で過ごす6年ぶりの山の日に
2016年に初めて山小屋で働きました。
この年が山の日が施行された最初の年です。
そのあと2017,2018年は下界で働きました。
再び2019年から2022年まで山小屋、
2023年は大雪山にいました。
今年は山には入らなかったので、
2018年以来、6年ぶりの下界で
山の日を過ごしました。
今まで山で登山者を迎える側だったのが、
今度はホテルから、
山へ行く登山者を見送る側へ。
山に行く人を羨ましいと思いつつ、
でも多分激混みなので
登山客として山に行くのは
まぁいいか、と思いつつ。
ただ、怒涛の1日を過ごしているであろう
山関係者でいられないのは
なんだかもどかしくもあり。
昼前からずっと続く軽食、
ここは渋谷か?と見紛う山小屋前、
テント場にひしめき合う、色とりどりのテント、
途中から何回目かわからなくなる夕食。
(結局最高4回転)
気づいたら終わった1日。
そんな怒涛の1日の中で、
ふと目に入る
自然を前に黄昏れる人たち。
そんな特別な時間を過ごす人たちの
支えになれること。
それは山での働きがいでした。
「山の日」は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝すること」を趣旨とする祝日です。
これからも山に感謝しつつ、
山に親しむ人たちを、何かしらの形でサポートしたいと思っています。
一昨年の山の日に書いた記事↓