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元風俗嬢の記。

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性風俗業界で働いていた頃の記憶。
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2022年6月の記事一覧

消えない夜職アイデンティティは郷愁に似て

消えない夜職アイデンティティは郷愁に似て

かつて働いた色街を歩くことがあります。
そこを通ると懐かしさとか切なさとか色んなものが混じった気持ちが込み上げてきます。
それは郷愁に似た感情。

私にとって19歳から25歳まで6年半お世話になった性風俗の世界は、実際に生まれ育った故郷よりもはるかに故郷のような存在です。

どうしてか。

それは本来であれば、子供のときに家庭や学校や地域において育まれるはずの自己肯定感を夜の世界に来て初めて得たか

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