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【考える事】答えを出す事が大事ではない。

先週突然冷蔵庫が壊れて逝ってしまわれました。。感謝と同時に「なんでこんな時やねん・・・」とダメージの大きい吉田です。歳の瀬の出費は無情にも続きます。。

さて今回は考える事の重要性をテーマに書きたいと思います。

何でもかんでも直ぐに答えを求める現代。そう仕向けられている。そう仕向けられていると言うよりもそう教育されている。日本での教育は教えられる事を覚え、テストでその覚えた事を書き出すと言った記憶力を競い合う教育。従って、答えを出す事が最も重要となっています。

特に社会などの歴史は何年に何が起こったという事が主体になっています。これは私が学生の時はこれでしかありませんでした。とにかく覚えるしかないのです。
なので、学校での勉強は覚えるだけでつまらないものになってしまっているのです。私は勉強が嫌いでした(笑)

本来の勉強と言うのは例えば、社会科の歴史にしましょう。本来歴史と言うのは「何年に何があった」と覚える事が歴史の授業ではありません。歴史ではなくて歴史科が本来の形なのかなと思います。授業の内容は例えば、「あなたが豊臣秀吉だとして天下統一は図るためにどんな事をしますか?」と言う様に考えるのが歴史の授業なのです。これは歴史だけではなく考えるのが授業で勉強なのです。
しかし、戦後に何故こんなに日本が強いのか?お国の為に命を捧げる人になるのか?GHQが調べた結果の一つに歴史の授業。教育の仕方があったそうです。当然ながらその教育はヨーロッパやアメリカなど様々な国でその後実施されたそうです。

しかし最近ではこの授業方法が徐々に戻って来てはいるそうです。

どんな事でもそうなのですが、どう考えてどう導き出すのか?

考える事が大事なんです。今1度自ら考える力を養う様にしたい。

空手道の型も同じ。沢山の意味があり解釈がある。どれが正解とかではない。考え方を学ぶと言う事。勿論それには様々な事を知る必要がある。同じ視点からだけ見ていては、同じ所しか見えないので解釈する範囲は必然と狭くなりますよね。

知らないで始めたものの与えられた物だけが全て正しいって事はないし、それは偏り過ぎていておかしい。様々な考え方があるし、捉え方も違うのが当然。

考える事ない状態は洗脳されているのと同じという事。歴史も同じ。今の教育も同じなんです。なので、現代は考える・思考するって力が極端に低いのです。

今の教育の様に「答えを出すのが重要ではなく、答えを導くために考える途中経過が重要」なのです。答えは間違っていても良いと思います。のちに直せば良いのだから。

私は、答えを出すまでに何を考えたのか?と言う様に「考える力を武道からの視点で養って」いけたらと思います。

それではまた~

※blogからの転記です。
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