四種類の言葉「ニサルガダッタ・マハラジの対話から」
言葉の四つの階層を以下にまとめる。
1. バイクハリ(外に排出される言語)
2. マディヤーマ(思考-言葉の形成)
3. パシャンティ(思考の流出)
4. パラ(源泉意識)
これら四つを超えて、意識以前(真実)へ行く。
パラ(源泉意識)とは、アートマン(真我)のこと。
そして、それを超えたものがパラートマン(パラ+アートマン)。
さらに、ここに霊性への入り口(0)を加えて、言い換えてみる。
0. 聞かれた言葉(概念)
1. 話された言葉(身体)
2. 言葉になる前の思考(エネルギー)
3. 思考をする主体の心
4. 心の基盤となる意識
5. 絶対、真実
また、この四つの階層は、仏教の瞑想(ヴィパッサナー)である四念処に対応していることに注目したい。
1. 身体
2. 感覚(物質と精神の媒体となる中間体)
3. 心
4. 法(意識)
四がどのような意味を持つのか。
それは、各階層を超えるための四番目を見つけ出すことでもあり、
全体として第一層、第二層、第三層の四番目を見つけ出すという二重の意味を持っていることも興味深い。
四つの階層を超えていく感じがどのようなものか、個人的な体験に基づいてまとめてみたのが、以下の記事となる。
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