行間を訓む vol.38 hololive 5th fes. & EXPO24 開催記念 特別編 Closeup by “Capture” ~ 歌詞と共にイベントを訓む ~
プロローグ
親愛なるホロライブリスナーの皆様、ホロライブを応援されている皆様、おはこんばんちはございます。日々の推し事・推し活、ありがとうございます。あなたの推し事は今日も誰かの糧になっていることでしょう。
─── 2024.03.16. ~ 17. ホロライブ史上類を見ない規模で開催された「hololive SUPER EXPO 2024」&「hololive 5th fes. Capture the Moment」。私史上最高の2日間でした。私つななはDAY1にてEXPO と stage2のライブ、DAY2にて HoneyWorks stageのライブで参戦しました。私は3rd fes.にてほぼ人生初の現地ライブに参加して以来、幕張には今回までありがたいことに毎年来させていただいております。
毎年恒例となったSUPER EXPOでは「ホロライブアイランド」をテーマに展示やイベントにフォトスポットなど協賛企業含め広い会場で回りきれない程の企画が盛り沢山。多数のグッズも販売され、趣向を凝らしたフードも提供。前々回3rdフェスで買えなくて涙を飲んだわためぇのお弁当が今回は買えました!!ぱした!!うめぇ!!
今回は多くのわためいと同志に直接会うこともできました。そして群れの人数がすごいこと。グッズ購入列から集合時間に私が駆けつけた時点では散会してしまった後だったので、後撮影のワイプで抜かれております…
私はジンギス団スタジャンの到着が間に合わずでしたが、離れた場所からもわためいとであることがよく分かり、わかりやすかったですね。ホロライブ公式様は元より、制作に携わった「らいらいライカ」さんには素晴らしいグッズを提供して頂き、本当に感謝です。
また特筆すべきは、hololive 5th fes. Capture the Moment における4回のstageで繰り広げられた累計105曲に渡るライブがどのstageも素晴らしかったということでしょう。それは私が現地で視ることができたもの以外に、ファンのツイートとライブの反応で拝察致しました。史上初の3面ステージを採用し、かつてEXPO会場として使用したHALL 1-3の全てを観客席にして行われたライブイベント。正直広すぎて驚かされました。
我が推し、わためぇはオリ曲「Fins」、ミオしゃもオリ曲「ナイトループ」をそれぞれソロで披露し、私は現地で超絶☆爆上がりからの全力コール。ミオしゃは自身初のアルバムを発売するなどソロオリ曲の制作に力を入れていたこともあり、知っている曲が流れた嬉しさと普段の雰囲気と曲調のかっこよさのギャップに酔いしれ無事に限界化。本人もライブ後に語ってましたが、歌詞にある「バカみたい!!」のセリフの全力さが印象的でしたね。ペンライトも会場全体で間違えずに緑一色だったことに壮観だったとも語っていました。
一方わためぇの「Fins」は今年1月に行われた2ndライブのリベンジ(歌詞を間違って歌ったハプニングのこと)を果たすかの如く歌唱され、私は全力でペンラを振って歌い、わためぇの去り際に限界化のあまり思わず「わためぇありがとーーーー!!」と思いの丈を叫んでしまったくらい。超限界化爆発は免れませんでした。最高&気持ち良すぎて。もうなんも言えない。しかもソロ曲のトリですよ。どこまで我々を「わ俺誇」させれば気が済むのかと。昨年のBJライブでもラスト曲をセンターで歌唱しトリのセリフの大役を務めたりと兎に角私目線ではわためぇの快進撃が止まりません。更にはフェス前の重大発表で突如発表された「ホロライブ言えるかな?hololive SUPER EXPO 2024 ver.」の投稿。神曲すぎてこんなん泣くやろ…。EXPOのオープニングステージ出演の際にも生歌唱されておりました。(合掌)
思えば私は今までのフェスで応募して当選した現地チケットはわためぇが出演する回だけ獲得できずでした。今年は年明け1月末に有明の東京ガーデンシアターで行われた2ndライブ・わためぇNight Fever in Tokyo Garden Theater でついに現地参戦を果たすことが叶った流れで、今回のフェスでもわためぇが出演するstage2とホロハニstage両方参加という運の調整が凄すぎる結果に。神は私を見捨てなかった…現地で愛を伝えることができた喜びはひとしおです。ライブが終わった後の爽快感は格別なものでしたし、何物にも代えがたい確かな思い出として心に深く刻まれました。
――― さて、限界化早口オタクの所為で前置きと感想が長くなってしまいましたがそろそろ本題へ移りましょう。今回は楽曲のタイトル全文をあえて表題に使用しませんでした。なぜかというと、もちろん理由があります。最初は「Capture the Moment」の歌詞を訓む方向でも考えておりましたが、それだけでは私が受け取った考えや想い全てを表現しきれない。
そこで、目に留まった単語 “Capture” という単語をピックアップして調べてみると、意味について次のように出てきました。
意外といろいろな意味がありますね。上記を頭に入れた上で、頭の単語である"Capture"に注目しつつ私が考えている本記事執筆の趣旨としては下記の通りです。
4番の「魅了する」を「リスナーを引きつける」と位置づけ、3番の「勝ち取る」・2番の「占拠する」を⇒「苦難を乗り越え、幕張という会場をジャックしたホロライブ」という目線で合わせて考え、フェスのタイトルにもなっているホロライブの新全体曲「Capture the Moment」の歌詞と共にイベントを振り返ること、即ち1番の「捕獲する」の意味を⇒捉える⇒「訓む」としつつ、5番の「永続的な形に変える」をインターネット上であるこの「note」という形で記録をする ───
今回は曲とライブのタイトルから“Capture”という単語をクローズアップし、重ね・なぞり・読み解きながら、ホロリスのひとりとして私がいかに今回の一大イベントを“Capture”して心に刻んだのか。それらを書き連ねていくことができれば、と考えております。それ故にタイトルには曲名を冠していないのです。
Accept
まず、ホロライブのイベント公式サイトでは下記のようにメッセージを発信しています。
メッセージにあるように、ホロライブ初の全体曲「Shiny Smily Story」の歌詞にも「キャプチャー」が使われております。この新しい全体曲「Capture the Moment」は「Shiny Smily Story」を手がけた制作陣が再集結し創り上げた楽曲です。どうやらSSSにも通じるものがこの曲のイントロに隠されているんだとか…気になった方は調べてみてください。「Capture the Moment」以外にもホロライブの全体曲の位置付けでの楽曲はこれまでも多く制作されています。
ホロライブで過去に行われたライブイベントで楽曲のタイトルがフェスにも銘打たれるようになったのは昨年の4th fes.「Our Bright Parade」からであったことは記憶に新しいと思います。
ハッシュタグの変遷も「1st=ノンストップストーリー& #とまらないホロライブ」→「2nd=Beyond the stage & #こえていくホロライブ」→「3rd=Link your wish & #つながるホロライブ」→「4th=Our Bright Parade & #ひろがるホロライブ」という具合に副題のように日本語のハッシュタグが付いていましたが、今回は「hololivefesEXPO24」の括りとDAY1・DAY2による区別のみでした。それだけ規模が大きく、且つグローバルに毎年開催できる箱になったということなのでしょう。
ついに5回目を数えることとなったホロフェス。1st.から考えるとすれば、メンバーの数も増え、所属が変わったり、レーベルが増えたりと年々規模を拡大して行き、ホロメン推しのリスナーの数も年々増えて行っております。そんなホロライブが創り上げる「最高の瞬間」を、私の目線で恐縮ではありますが、「Capture the Moment」の歌詞と共にここにしたためさせて頂こうと思います。
「Capture the Moment」 を聴きたい方は下記からどうぞ ▼
Reading
辛くて、苦しくて、しんどくて。その時に零れた感情を糧にして頑張って乗り越えてきたから今のわたしたちがある。リスナーのみんなの応援と、一緒に頑張れる素敵な仲間達と共に、これからも ――――
いつか描いた夢を思い出して目を閉じると、強い向かい風で揺れる景色の中、花弁と共にまっすぐに響くみんなの声が聞こえた。
もっと、一瞬を大事に。勇気を持って自分の手で掴んでみせよう。踏み出すための勇気は仲間やファンのみんなが分けてくれる。だからわたしたちは共に走り続ける。
悔しくて、悲しくて、もどかしくて。人知れず流した涙は数あれど、その苦い思い出の数々もまた今の自分を形成している。強く在り続ける必要はないのだから、今持ち得る力の限りをかき集めてみんなの元へ届けよう。
この瞬間紡がれる奇跡を僕らの手で守護って輝かせ続けるよ。それが原動力となって、また歩き続けられるから。
みんなからもらった元気と勇気を心に抱き、いつか叶えたい未来への強い希望を「種」として託して。風が運んでくる理想のカタチを頼りに、いつか芽を出し花開く日を信じて。芯を持って自分を磨き、夢をしっかり心に刻んで、今日より良い明日を迎えられるように祈りながら。
この広い大空に何百何千何万何億と瞬き浮かぶ星々が幾年永遠に輝き続けるように、わたしたちの物語も終わりなく続いていくから。みんなでこの素晴らしい瞬間を共有したい。
この瞬間の笑顔は過去の苦しみを乗り越えしっかり刻んできたから得られた宝物だから、もっと高みを目指して手を伸ばして行こう。時に転んで地に伏してしまったとしても、目標を見失わないように力強く起き上がって目指す先である空を見上げよう。
喜びや悲しみの日々を頁に綴じて行きながら、また次の夢をこの手で必ず掴んでみせると誓って、着実に一歩を踏みしめていく。
皆と共に。支え合える仲間と共に。目指すべき未来を見据えて。今まで歩んできた奇跡を胸に、更なる夢を手にする瞬間をみんなと一緒に分かち合いたい。
途切れの無く続く空のどこかに私達を隔てる境界線がぼけて融け合う場所があるとするなら、君の場所と奇跡によって紡がれるこの瞬間をリンクさせたい。
過去に流したあの時の涙は決して無駄では無かった。こうして現在の自分に繋がり、みんなと繋がることができた。決して自分だけでは強くないかも知れない。だけど、今持っている自分の全力を、この先の未来へと繋げるためにこの大空に解き放とう。
ひとりぼっちじゃない、みんなでひとつ。支えてくれる仲間やファンのみんなと一緒に一瞬一瞬を共有できる「奇跡の物語の花」を一緒に咲かせていこう。
Suppose
――― 沢山の仲間と、Capture してきた瞬間を振り返って。
――― 今この最高の瞬間を Capture してまた胸へ刻んで。
――― Capture したエールをまた次の夢へ託して。
推しが輝き続ける喜び。弱いかもしれない自分を心から応援し推してくれる嬉しさ。同じ未来を志して集まったかけがえのない仲間とリスナー達。それは配信者とリスナー・リスナーと配信者という関係だけで無く、ホロライブの仲間同士・リスナー同士の輪を形成し、共に歩んでいく栄光への架け橋となって。
私は「Capture the Moment」の歌詞とメロディーを聴く度に、初代全体曲「Shiny Smily Story」や「キラメキライダー☆」を初めて聴いた時と同じような感動を思い出すと共に、それを超えていく感情を胸に抱きます。
というのも、今回のライブが史上最大規模であったことを始めにお話しておりました。とまらずに走ってきて、画面を飛び出して、リスナーの心を繋ぎ、輝かしい行進で我々を魅了してきたホロライブ。
沢山の思い出と共に増えていく仲間と、その度に増えていく目標や夢を全力で叶えようとする推しの姿。「君ならきっとできる」と信じてついて行くファンやリスナー。そしてその推しの存在を確実に認識し、交流ができる場として催されたEXPO&Fes イベント。
5th fes.のライブを現地参戦及び配信で観測して私が特に感じたことは、リスナーが推しから受け取った輝きのあまりに感情を全開、もしくは涙を零すシーンのCaptureが多かった様に思ったことでした。それだけその方々にとってホロライブメンバーの存在が人生の支え・生きる糧となってくれていることの証明だと思います。推しがいる人生の素晴らしさは私の口から語るまでもありません。
2024年3月のあの2日間、私を含め沢山のホロリスは心に推しの輝く瞬間をしっかり「Capture」して刻み込んだことでしょう。そして次のステージへ向けて思いを新たにし、また推しと共に大切な一歩を踏み出したのです。いつか花開くことを信じ種をまき、水をやって。そんな素敵な日々がいつまでも大切にCaptureされ、語り継がれ、次の種を育てる豊かな土壌となることを願って―――
エピローグ
ここまで長らく読み、お付き合い頂きましてありがとうございました。本当にお疲れ様です。いやー、しかし5th fes.のセトリと歌唱のメンバー構成(組み合わせ)や演出には意外性ばかりで、隠れたメッセージ性のようなものもあって驚きの連続でもありました。
意外と言えば!最近復帰した「赤井はあと」さんこと「はあちゃま」がサプライズで出演されてましたね。これには「はあとん」も喜びを噛みしめていたことでしょう。前情報や出演者のリストにすら掲載されていない完全なノーガードからの脳天直撃とも言うべき衝撃。
そしてなんと言ってもstage3でのすいちゃんとあずきちの「The Last Frontier」ライブver.すいちゃん作詞で歌唱からのあずきちへお手紙読み上げ。あんなん泣くやろ…。エモ過ぎて涙腺崩壊不可避。
2人は現在ホロライブの所属タレントとして活動しておられますが、あずきちはイノナカミュージック、すいちゃんは個人勢からはじまり、イノナカでの活動で一緒になり、それぞれホロライブ転籍となった時期も異なる為、一言では語りきれない紆余曲折がありました。
活動を続けていく中であずきちがVtuberとしての活動を終了する可能性とその期限があるということも知っていたすいちゃん。「The Last Frontier」はそんなあずきちがすいちゃんを見送るような歌詞構成となっています。
しかし今こうして一緒のステージに立ってそのifルートが無くなった未来に立つ2人が元の歌詞で歌うのは「違う」と判断したすいちゃんは思い切ってこのライブにおける歌唱で歌詞を変更しました。天才の所業です。このサプライズと演出で楽屋でホロメンも泣かされてしまったと後に配信で語られました。帰り際に「辞めなくて良かった」とつぶやいたというあずきち。我々は最終的に選択された素晴らしい世界線に存在できることの奇跡を感ぜざるを得ませんね。
さて、話は変わりますが今回2日目のホロハニstageでの席が正面左側のスクリーンに近かったこともあり、ついに伝説の「銀テ」を手にしました。これは私史上初めての経験です。
実はこの前日、stage2を終えての帰りの際の出来事ですが、わためぇの2ndライブグッズであるラバーバンドを手から外す際に力加減を誤って切ってしまったのです。
残念な気持ちではありましたが、しかし不思議と気分は悪くありませんでした。ライブ後の余韻が素晴らしかったことと、隣席となったのホロリスと語り合うことができて楽しい思い出の多さの方が勝ったからかも知れません。わためぇのライブもそれはそれは素晴らしいものでしたし、そのかけがえのない思い出が消えることは無いですから。
そんな中で臨んだライブで手に入れた銀テ。この瞬間の思い出を物理的に「Capture」したというわけです。私は記念のグッズ等も確かに価値ある物だと思いますが、それ以上にその場で体験・経験・感動したことはその人しかわからない貴重な物、言ってみればプライスレスなものであると思います。それを増長させてくれるキーアイテムとして銀テを手にできたことは非情に意義深く、この記事の結びにエピソードトークとして少しくお話をさせて頂きました。
幕張で行われたホロメンとファンの交流。言わば感謝の祭典イベントはテーマである「Capture the Moment」という意味で大成功だったのではないでしょうか。ファンは過去からの歩みを胸に、今回新たにホロメンの輝きを思い出として「Capture」し、ホロメンはファンの期待と声援を胸に刻み「Capture」することができた。そしてそれらは次の未来へ多くの夢と共に託され、新たな魅力と価値を創造し新たなファンの心を「Capture」してくれるに違いありません。ホロライブプロダクションが今後もホロメンと共に「最高の瞬間」を創造し続ける限り、我々ファンは共に歩み続けるのでしょう。
心からありがとう、ホロライブ。
ありがとう、ホロライブメンバー。
ありがとう、ホロライブリスナー。
気になった方はアーカイブ配信でライブを視聴することができます
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ホロライブ公式サイトと公式Xは下記です!▼
ホロライブ公式 X(旧Twitter):https://twitter.com/hololivetv
それではまた次回の「行間を訓む」でお会い致しましょう!👋
今未来に手を伸ばして ―――
2024.03.30. つなな
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