100年前に建築された洋風建築の天理教田鶴分教会に行ってきました。
8月13日
「高橋 ひでのり」t
本日は午前中に近所(塩屋3丁目)にある天理教田鶴分教会に行きました。分教会長さんの娘さん、高井さんに誘われました。
実はその教会の建物が、100年前に建築された洋風建築で、「保存したほうが良い」という塩屋の知人(旧グッゲンハイム邸管理人の森本アリさん)を紹介し、生かす形で11か月かけてリフォームされたというので見に行ったのです。
写真の通り、玄関の古めかしさを残しながら、外観も黒い杉材で美しく リフォームされていました。
玄関を入るとりっぱなドアがあり、なんと保存運動の結果残された「旧 ジョネス邸」のものを移築したとのこと。森本アリさんの紹介で、下畑の林工務店さんがこの教会をリフォームされたのですが、林工務店さんが保存 されていたものを「公共のために使う」と言う条件で移築されたそうです。
そのドアを開けて入ると以前にはなかった高い天井が見えました。50年前に高井さんの家族が住み始めたときには低い天井で覆われていたものを、今回のリフォームで外したところ、立派な洋風の高い天井が現れた、というから面白いです。
高井さんに今後ぜひ、塩屋まちづくり推進会に参加していただき、洋館保存に興味のある方々にも内覧していただきたいと思いました。
午後は、東垂水にある「センターかけはし」という地域コミュニュティーセンターに行き、「神戸さんねっと(不登校のこどもたちの居場所作り」の会議に参加しました。
施設自身が、1970年に神戸市の土地に地域が要望して建設した幼稚園を、1998年に廃園後も地域のために残そうと改修されたものです。王居殿3丁目、東垂水小学校の西隣にあるのですが、会議に参加した障がい者施設「Gネット」以外にも東垂水まちづくり推進会やボーイスカウトなど全部で10団体が構成する「東垂水・まち・みらい・こども支援ネットワーク」で運営されています。
神戸さんねっとには10団体くらい参加されているのですが、今日は半分程度の参加で、ネットワークの趣旨や今後の取り組み方を議論しました。