好きとか嫌いという感情
コロナもあったからか、社会には人と会話する時にアクリル板があるのが当たり前化した。結局口パクでは何を言っているのかわからないので、隙間から耳を向けて会話する世界。もはや、そういった苦労もめんどうになり、挨拶する感情すら湧かなくなってきていた。
通りいっぺんの自分の意思を伝えられたら、あとは何を言っているのかわからなくても、「はいはい」と言われるがまま。
でも、アクリル板が奪ったものは大きいと思う。
相手の顔が板で反射するので、相手の表情や気持ちも読めない。
顕著に距離を感じるようになったのは、病院の窓口だ。
相手の表情や気持ちが読みにとりにくくなったからか、マニュアル通りのやりとりで終わる。
もっと話しかけてほしかったり、別の部分にも触れてほしかったりするのに、、、病院の窓口は、来客者と最初にコンタクトを取る場所。
第一印象をどう捉えるかに持つかに繋がったりする。
赤ちゃんの予防接種で通う病院、何度行ってもサバサバ対応。
直感で「嫌い」と思うことが増えた。
「好き」とか「嫌い」と直感で決めてしまう自分も悪いが、早く
アクリル板なくニコニコと会話できる日が来て欲しいと思う。
2023/5/9 記