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【観劇記録】『HiGH&LOW THE 戦国』神洲崎湧水さま狂いの記録
こんにちは!
先日、こちらを2日連続で観劇しました!
絶賛、神洲崎湧水さま(水美舞斗さん)にめろめろ期間でございます!元気!!
ですので今回は、湧水様並びに乃伎国中心に感想を書きま〜す!
ネタバレしていきますので、まだの人は気をつけて下さ〜い!
そして記憶力と理解力に乏しい部分がございますので、そこは寛大な心で読んで頂けると〜!
◾️私について◾️
・宝塚のオタク
・LDHさんは初めまして(予習でランペさんのラジオ聴いてました)
・ハイローはドラマ〜ザムまで履修、ヅカロー観劇済み
乃伎国について
まずは『HiGH&LOW THE戦国』(通称:ザ戦)のあらすじを!
───時は戦乱の世。
かつてその一帯には五つの社が建てられ、社の周辺はそれぞれ国が栄えていった。
以前は緑豊かだったが、内乱によって砂漠と化した《須和国》。
河口に栄えた水の都《乃伎国》。
生まれながらに戦う戦闘族が集まる火の国《尊武国》。
ここに《袁空国》、《佐峨国》を加えた五つの国が群雄割拠する時代。
各国の長たちは自国の繁栄を願い信頼できる仲間とともに戦いを続けていたが、彼らの戦意を我がものとするべく、忍び寄る影が……。
社に封印されたチカラを解き天下を治めんとする野望が、《須和国》《乃伎国》《尊武国》の三国を巻き込み大合戦へと発展していく……!
そして、乃伎国にどんな人がいるかというと…
《乃伎国》の湧水(水美舞斗)は、若くして水の民を従える城主を継いだ男。
本心では愛に持ちた世を望んでいるが、国を治める重圧に耐えるために非道な人間を演じていた。
側近である弦流(藤原樹)は、戦孤児の自分を拾ってくれた先代の殿に敬意を払いながらも、幼少期から一緒に育った親友でもある湧水の心身を案じ、寄り添う。
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うん、全員顔がいいね!!!(当たり前体操)
森の中の澄んだ美しい湖のほとりにきたかのような乃伎国の空気
乃伎国メンバーはオープニング以降しばらくしないと出てこないんですけど(体感50分)
須和国・尊武国のくだりが終わった後、乃伎国になったとたん、湿度の高い、澄んだ美しい空気になるんですよね…。
センターから登場した湧水様(水美舞斗様)、ビジュから凛とした美しさと色気が身体中から漏れ出ていらっしゃってた…
「父上…私にはまだ早過ぎたのです…」と1人語りする姿の儚さ、
その後登場した弦流に心配されると「これしきのこと…っ!」と突っぱねる強がり…
えっめちゃくちゃ愛おし〜くない……?!?!(涙)
そんでもって、弦流の湧水様の抱き方にもうクソデカ感情を感じてしまってヤバい。
湧水様が罪人へ沙汰を下す場面が大好きなんですけど、鬼面を被った湧水様へ弦流がスッと手拭いを渡すの、良すぎる演出オブザイヤー2024に早くもノミネートされてしまった。
涙を拭った湧水が投げ捨てた手拭いで、弦流が刀を拭うのもたまらない…。
乃伎国、オタク殺しにきてます?!
湧水様が去った後、弦流が湧水様の刀を抱き、彼への秘めてきた恋心が明らかになるのですが…もはやこの時点で湧水様と弦流の幼き頃からのスピンオフ欲しくなっちゃったよね。ありますよね?!?!
『男役演技』がストレートにカッコよく映る、ザ戦の世界観
そこに忍び寄る悪い奴(糜爛)が弦流をそそのかして、湧水様と謁見することになるんですけど、せり上がり着席スタイルの湧水様カッコ良すぎませんか?!
所謂王道の男役の着席スタイルだと思うんですけど(脚を開き両手を膝の前で組んでいる)、ガチ男性がいる外部の舞台でこんなにカッコよく映るのか…!と衝撃だったよね。
美しくカッコよく見せるみなみさんの積み重ねてきた男役力(ぢから)とそれをクサく見せず許容するザ戦の世界観…!ありがとね…!
というか弦流、昔ながらの友人として話す時は湧水様の事を君って呼ぶんだね…!!!
藤原樹さんって実は宝塚だった??????
もう少し楽になって欲しいって何だよ…!
湧水様はそんな彼だから弱みを見せられるんだね(涙)
勇ましくも美しい、水美舞斗さんの芝居力
その後、なんやかんやあって(ぶっ飛ばし)三国での戦になるのですが、
玄武殿「斬って斬って斬りまくれェ!!!」
黄斬くん「行くぞっ」
湧水様「迎え撃てーーーーーーッ!!!」
の湧水様、良過ぎないですか😭😭😭😭😭
声量も声の張りも凄まじくて、この時私、明日海りおさん(宝塚花組元トップスターで、水美さん下級生時代の上級生男役)の事を思い出してしまいました…
明日海さんの芝居の中には、母性本能をくすぐる可愛さの中にも潔さと勇ましさが生きていて、凄くかっこよかったんです。
みなみさんは既に自分の男役のスタイルを大確立されている方かと思いますが、その中にも明日海りおが生きてる…!と思うと宝塚オタク胸熱でした。
ここの場面も大好き。
弦流と湧水様の関係性
この戦いの中で、湧水様は弦流の裏切りに気付きます。
声を荒げながら「お前は何を望んでいる!!」問いただす湧水に対し、弦流は「貴方です」と真っ直ぐに答える。「貴方を愛してしまいました」と。
男性同士の恋が罪となる世界で告白し、湧水様に斬られる事を望み刀に手を掛ける弦流に、動揺しつつも「抜くな弦流ッ…」とさらに声を荒げる湧水様もたまらなかった…
みなみさんの声の芝居が好きだーーーーッ(涙)
ともかく、弦流と湧水様諸共糜爛の兵に騙され囲まれてしまうのですか、自分の責任を感じお逃げください!と説得する弦流に対して「できるかぁーッ!!!」と刀を振るう湧水様が好き過ぎる…
そんで殺陣!!しっかり重心が下にあるみなみさんの殺陣めちゃくちゃかっこよかった〜(めろめろ)
この戦いの前に弦流に言いかけて言えなかった思いを、もうなんとなく察する事ができますよね。
ハイローでこんなクソデカ感情主従関係見られるとは思わんじゃん…………(合掌)
水美舞斗さんはガチ男性をも抱ける
湧水様は弦流の説得に応じ、一旦この戦場から引くことになるのですが…
引いたかと見せかけて弦流にバックハグを!!!
バックハグをーーー!?!?!?
「絶対に生きて俺のところに戻ってこい」
「お前を斬れるのは俺だけだ」
※極度の混乱のため、台詞はうろ覚えです
って何?!?!
もうこういう戦国ワード(?)にめちゃくちゃ私が弱いの知ってて言ってる?!?!?!
で弦流お前!
この場に及んで「愛しています」って言うのか!
おま………湧水様に抱かれてクソデカ感情思いが溢れちゃったんだね………………自分が死ぬかもしれない状況でこうなったら言うよね………(?)
湧水様「…わかっていた」
わかってた?!わかってたの?!湧水様!?!?
エッそんなんもう弦流を裁かず守るために自分の中で全てを受け止めてたってコトじゃん…
ええ〜湧水様の弱くも大きな慈愛に満ちた心…
私も愛してるんですケド…(黙りなさい)
そして最後に弦流へ耳打ちをして去っていく湧水様…
最初2階席で見たんでキスしたかと思っちゃった…
弦流「始まる前に終わる恋とはこのことか」
ちょっと耳元で何言ったの?!?!
湧水様ーーーーーーーッッッ!!!!!
この時の弦流のお顔が妙にスッキリとした潔き表情をされていたのが印象的でした。
藤原樹さん…良い役者さんでいらっしゃる…
その後の湧水様ソロの切ないメロディーと弦流の激しい殺陣の対比がもーーーロマンチックでしたね。
宝塚見てるのかと思うほど。
ボロボロになった弦流を抱き止める湧水様の会話がもう切なかった。
「愛しています」
「愛してしまって申し訳ありません」
と伝える弦流に、泣きながらも笑顔で
「弦流、くるぞ。いつか男同士見つめ合う時代が」
と力強く語る湧水様。
その言葉を聞き力が抜けて絶命した弦流を抱く湧水様の崩れながらの嗚咽がもう…………………………
これが全員主役…これがハイローか…となりました(涙)
水美舞斗さんの男役力と、藤原樹さんの姫力が凄まじかったです。
水美さんが女性だとは思えない包容力且つ藤原さんが男性でありながら美しい儚さを出していらっしゃるのが素晴らしかった!!!!!
水美舞斗さん(涙)(涙)(涙)
※オタクもクソデカ感情が溢れてしまっています
私は男性同士の恋愛を扱った作品がとりわけ好きということでもないのですけど、水美舞斗さんのかっこよさとそれを支えている藤原樹さんのいる乃伎国の物語に心を撃ち抜かれてしまいました…
須和国と尊武国もそれぞれのクソデカ感情のぶつかり合いで大好きでした!
まだ観れる機会があるので、いつか全体の感想も書きたい…
HiGH&LOW THE 戦国、最高!!!!!
ここまで読んで下さり、ありがとうございました!