見出し画像

なんとなく見ている2024秋ドラマ

こんにちは。
意外にも現在放送中のドラマをいくつか見てるので、ちょっとそれを紹介してみようと思います。


テレビドラマって、これ!というものはたま~~~にリアタイすることもありますが、基本的には終了したものをまとめて配信で見るのがほとんど。

だから「自ら意思を持って」「見る必要のあるものを見る」という感じで、「なんとなく」でドラマを見るっていうことはほとんどない。
それが今季はなんかなんとなく見ちゃってるんで、なんとなく見てるドラマをなんとくなく紹介します。


現時点だとまだどれも4~5話というところですね。
今からでもまだ間に合います!というには絶妙に微妙なタイミングですが、気になったものがあったら見てみてください。

ドラマ紹介部分は完全に無料です。
有料部分は雑な雑談です。


※Amazonのアソシエイトとして、つむりのnoteは適格販売により収入を得ています。


わたしの宝物


このドラマ、テーマは「托卵」
宏樹(田中圭)は大企業勤めで外面はいいが家では妻にきつく当たるモラハラ夫。
つらい日々を送る妻の美羽(松本若菜)は、幼馴染の冬月くん(深澤辰哉)に再会して心が揺れ動いてなんやかんやで一夜を共にする。
宏樹ともなんかセックスする。
その後冬月君海外で死亡!?
美羽妊娠。
宏樹に「あなたの子よ」
ここまでが1話です。


1話が放送されて「田中圭のモラハラ夫がヤバい」ということで話題になったドラマですね。
わたしもそんなに言うなら少し見てみるかと思って1話を見たんですが、これは完全に平日の昼に「ごきげんよう」が終わった後にフジテレビで放送されてるドラマですよね?
東海テレビが制作してる?

テーマがドロドロしてて「昼ドラ」っぽいねって言ってんじゃないの。
不倫とか托卵とかのテーマの問題じゃなくて、話の持っていき方とか、セリフの言い回しとか、ドラマのフォーマット自体が正統な昼ドラだって言ってんの。

清く正しくそれをやってるので、「昼ドラ感」を笑いどころにして楽しめる感じでもない。
笑わせにもきてないし、「まじめにやってるけど酷すぎて笑える」とかでもない。

負の数でも大きい数を掛けることで痛烈な何かをお見舞いしてくるような、マヨネーズかけちゃえば食えるでしょ、香辛料でごまかそう的なブーストもなし。
いい役者さんをつかって大層丁寧に上等とは言い難いものを提供してくださるので、こっちもそれをそのまま受け取るしかなく、大変タチが悪い。


それこそなんとなく小堺さんの流れで見ちゃうものとしてはいいと思うけど、わざわざ見るかというと、どうだろう。
1話でもういいかな、とはなったんだけど、わたしがTVerで1話を見たときには既に2話も配信されていて、なんとなく見るでもなく流しちゃったんですよねぇ。

そうしたら出てきたのよ、
北村一輝

北村一輝、2024年最も見た顔かもしれない。
北村一輝が出てくるとちょっと見てもいいような気がしてしまって、3、4話とこれもまた見るでもなく流してて、そうしたら5話でついに大きく話が動き出したらちょっと次が気になってきちゃったし、とうとう6話の次回予告で泣いちゃった!ひろきぃ…!

浅岡、たのむ…
ひろきを救えるのはおまえしかいないんだよ…

という気持ちで見てます。


この性質のドラマってどうしたって話をこの方向に持っていくための行動、セリフになってしまうので、本当にその辺がきっついのはきっついんだけど、こっからは感情も行動も各人のぶつかり合いになると思うので、そうなればもう少し面白さも出てくるかな…

ちなみに田中圭のモラハラっぷりがきついのは1話だけです。
最新話はTVerで見られますが、今から全話追うならFODですね。

ひろきが幸せになるかどうかだけ見届けよう。


無能の鷹


見た目めっちゃできそうなのに実際は何もできない鷹野(菜々緒)
なにもできないのに何故か自信に満ち溢れ堂々としている。
同期入社で胃腸よわよわの鶸田(塩野瑛久)はそんな鷹野に困らされたり救われたり。 
鷹野の教育係である優しすぎて損してばかりの鳩山(井浦新)、うまく立ち回ることだけ考えてる雉谷(工藤阿須加)など、同部署の面々と繰り広げる「超・脱力系お仕事コメディ」です。


井浦新があまりにもメロすぎて、これも見るでもなく見てる。
この動画あまりにもあんまりだ。

https://x.com/muno_no_taka_ex/status/1847156713088340306


金曜の夜、頭空っぽにして見ていいやつ。
あんまり考えてはいけない。
ストーリーがどうというより、部署のおもしろキャラたちの群像劇。
つくりとしては違うと思うけど、雰囲気としてはシットコムっぽいですかね。

もとは漫画です(表紙が実写になってる…!)


まわりに「会社」「仕事」のリアリティの点で見るのを諦めた人がちらほらいて、このへんは漫画のドラマ化で多かれ少なかれ必ず付きまとう問題だと思う。

つい最近もカラオケ行こ!を見てしみじみ思っていたし、漫画からの実写化を見ていつも感じてるんですけど、漫画を実写化するときに「忠実に」やるとリアリティがズレる

改変するなそのままやれって言うけど、平面に書かれたものを読む漫画と、実在の人間が実在の土地や建物を背景に動き喋るもので、同じことをやると同じにならない。
漫画だと受け入れられたものが、実写で見たら「そんなんあり得ない!」って思っちゃって没入を阻害してきたりする。
実写はリアルすぎるから。

一度そう思っちゃったら「フィクションだから」「ギャグだから」で埋まるギャップじゃない。
またカラオケ行こ!のときに話そう。


わたしはこれに関してはリアリティ云々というよりも単純に面白さの点で心折れかけてましたが、雉谷回(4話)は結構好きでしたね。
工藤阿須加自体結構好きだし、「要領はいいけどやる気がない営業」の雉谷の”いそう”な感じもいい。
あとその前の鵙尾と鵜飼さんのブロマンスっぽいのがめっちゃツボだった。
百合のブロマンスってなんていうの?
(検索したらロマンシスという言葉が出てきた)


1話完結だし話を追う必要もないし、見たい話だけ見てもいい。
わたしも最新話は見てないけど、次週は予告的に鳩さんが大変なことになりそうだから見よう、そんな感じ。

最新話はTVerで、TELASAで全話見られます。


海に眠るダイヤモンド


1950年代の長崎・端島と現代の東京をいったりきたりする作品。
神木隆之介は一人二役でどちらの舞台にも登場します。
昭和の高度経済成長期と現代を結ぶ70年にわたる愛と青春と友情、そして家族の壮大なヒューマンラブエンターテインメント!


と、薄ぺらな説明+公式の文面でお茶を濁しているのは、わたしがまだ1話しか見ていないからですね。

野木×塚原×新井の絶対に見るべきドラマなので絶対に見るべきドラマだと思ってるんですけど、1話リアタイして、2話が選挙で放送なかったからもうペースくずれちゃう。
その程度の気力で生きてるから生きてるだけえらいとおもってほしい。

しかもこのドラマ、絶対「なんとなく」で見ちゃダメですよね!?
他の深夜とか朝にこそこそ布団の中でスマホで見てるんですけど、これはちゃんとテレビで画面に張り付いて見ないといけない気がして、なかなか続きも見られてない。
画面が映画の勢いでしたからねぇ。

そろそろまとめ見して追いついておかないと、最終回付近でTwitter禁しなきゃいけなくなっちゃう。

録画してないけどTBSだからU-NEXTで全話行けるよね


って言ってたらちょうど野木さんがいまのうちに4話まで追いつけと言ってますので、今週中に見ます。


民王R


以前放送されていた「民王」は総理大臣・武藤泰山(遠藤憲一)が息子(菅田将暉)と中身が入れ替わっちゃっててんやわんや、って感じのドラマ。
9年ぶりの新作「民王R」は、再び総理となった泰山にまたまた「入れ替わり」が発生。
今回は入れ替わる対象がひとりではなく、秘書の冴島(あの)をはじめ毎回別の人間と入れ替わってしまう。


民王は、悪いドラマではなかったけど、正直面白くはなかったという記憶。
基本的に水戸黄門的な予定調和パターンのやつで展開の面白さみたいなものは微妙なんだけど、あくまでもそれは舞台に過ぎず、その上で全力で駆け回るキャラクターの魅力が半端なかった。

なので嫌いではなかったけど、今回のRは結構キャストの入れ替えがあり、高橋一生の名前がなかったのでやる気ゼロに。

秘書の貝原(高橋一生)がめちゃくちゃに好きなので、貝原が出るなら見た。
露伴も家森もがもちゃんもいいけど、わたしの中でベストオブ高橋一生は間違いなく貝原。


ただまあ1話だけ見るか~~~と思って見てみたら、早速貝原出てきた~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!
これは嬉しいサプライズ。

中身の方は、遠藤憲一にあのちゃんやらせようと思いついたことが大勝利だろ。
そして演じる遠藤憲一も良すぎた。

そんで金田明夫さんは相変わらず「いる」政治家すぎる。
実在してるでしょ。
官房長官やってたことあるでしょ。


2話以降は今のところ見てないけど、その後も貝原のチラ出演あるぽいですね…
貝原人気ってマジですごいんだろうな…
どうしてもスケジュールかなんかで出演できないけどどうにかして出したいという意図が見えますね。
いずれ見ます。

こちらも最新話はTVer、全話配信はTELASA


民王はアマプラで見れます。
特撮ネタがチラホラあります。



見たのはこれくらいなんですけど、ほかにも気になるものはあったりして、ドラマって大量に放送されてますね。
すごい(感想)


というわけで今季ドラマの話はここまで。
後半は雑談です。

いつもよりも本当に雑談で、体裁も整えず、おしゃべりするように書いてるので取り留めないですが、内容としては
「テレビ見ないよね、おもんないドラマ見たくないよね、地面師たちはテレビドラマの光だよね」
って感じですかね。

単体購入もできますが、同額で過去記事読み放題のメンバーシップが大変お得です。
よろしくお願いします。


なんとなくドラマ見るのも悪くはないよ

最近テレビって見ないじゃないですか。

「いや見ますよ」と言われるかもしれませんが、なんだろう、この世の中になってもなお「わたしテレビ見ないんですよ」が言いにくい。

テレビ見ないって当たり前で、「テレビ見ない自慢」と受け取る人なんてもういないような気はしてるのに、それでもしにくい「テレビ見ない」宣言。

なので「テレビって見ないじゃないですか」という切り口にしてみました。


ここから先は

4,183字
この記事のみ ¥ 330

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?