最後のDHPから3週間が経ち、分子標的薬のHP(前回のD=ドセタキセルを除いた2剤:H=ハーセプチンとP=パージェタ)の併用療法が始まる。
3週毎に14回の長丁場、途中から放射線治療とホルモン療法も加わる。
<ハーセプチンとパージェタの併用療法って?>
HER2 陽性乳がん治療における分子標的薬、ハーセプチン(トラスツズマブ)とパージェタ(ペルツズマブ)は、腫瘍細胞の増殖に関与するヒト上⽪増殖因⼦受容体2型(HER2)を標的とするヒト化モノクローナル抗体 (遺伝子組換え)
併用療法ですることで、HERシグナル伝達系を広範囲に遮断して、抗悪性腫瘍効果をもたらし、生存期間の向上と再発リスクの低減が望める。
HER2:Human Epidermal Growth Factor Receptor Type 2:ヒト上皮増殖因子受 容体2型、別称:c-erbB-2
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