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カタツムリ日記9ー タンパク質実験 魚編


タンパク質実験がハンパなのは百も承知・・・

<前フリ>
この3年来の "友人" と言って良いのか
何せ彼女は人生の大先輩、87歳になるオバサマだから、
そう呼ぶのは気が引け・・・、ん〜何と呼んだら良い?
そうだ、彼女の英語教室での呼び名を使おう。

そのバーバラ仕込みの、塩を一振りした鯵の三枚おろしを焼いた。
丁度良い塩加減で、ひと手間かけた和のご飯が心に平穏をもたらし、食後は珈琲ではなく深蒸し茶をと思いながら、身が少し残った骨に目が止まる。

あっ  タンパク質とカルシウム! 


<一石二鳥>
思い立ったが吉日、深蒸し茶どころではない、プラケースを掃除して、
7:43 鯵の残骸(のみ)を置いた

7:43  鯵 どうぞ召し上がれ


興味ナシ、と他の餌も隠れ場所もない底面にさっさと別れを告げ、
カタはプラ壁を上り蓋の裏に到着。
たまに場所を変えながら、8時間ここに逗留。

この間一度も下に下りなかったのは、好みの餌が無いのを感知しているのか、熟睡か、物忘れかダイエットか・・・

餌は ここまできたら10時間補給なしコースにしよう、
絶食もあと少し、もうちょっとの我慢ヨ、とアラームをセット。
≡ 我慢できないのはカタではなく自分・・・≡

何の根拠もないけど、この真鯵は食べないと予測していた。
でも鯵が生で、黄色っぽいシマアジ、黒っぽい黒アジや背黒アジ、クサヤになる確率高しのムロアジ、真鯵と見分けがつきにくいマルアジなら?・・・イヤイヤ、自分だって鯵の種類は殆ど見分けがつかないんだからカタだって,,,,
でも赤身のマグロは? ・・・雑食だから何でもあり、なら、ハチミツは ? ハニートラップ ?!  キャハハー とマヌケな想像がどんどん膨らむ。

17:50
蓋を開けピーマン、青唐辛子、将軍カボチャの皮とワタ、新生姜の葉を補給

17:50  心おきなくお食べと声かけるも 0時過ぎまで動かず

23:13  
蓋裏に3つ色の違う落としモノを残すも下りる気配なし。
飲まず食わずで15時間半経った。

0:15
今日は早く寝たいから早よ下りよ、え?蓋裏の段差が越えられないって?

0:49 ノロノロと下りて、カボチャのワタに張り付いた。

実験開始17時間6分の空腹を満たすカタ
1:00 おやすみ カタ乳母は寝ます

★カタの正体は ”ウスカワマイマイ” ではないかとコメントをいただいた。
 調べてみよう

>>これまで<<
カタツムリ日記ーカタちゃんに質問:高い所が好きなのか?
カタツムリ日記2ー飼い主には似ない
カタツムリ日記3ー危ない!
カタツムリ日記4ー洪水がおきたらその時君は
カタツムリ日記5ー消しゴム かくれんぼ
カタツムリ日記6ー35mmの試練 MONO語り
カタツムリ日記7ー 保健室・煮干しとチーズ
カタツムリ日記8ー ゆるいタンパク質実験 その後 

次は
カタツムリ日記10- ドーパミンと回転ケージ


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