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カタツムリ日記51- ゆるい実験続く


カタツムリは変温動物
寒くなるとことさら気圧配置、気温と湿度、風向、潮流が気になるけど、
モニター横のハウスで寝てばかりのカタノスケを取り巻く環境諸々が
気になる今年の師走

カタの体温を、犬のお尻に突き刺す体温計で計れば殻を貫通して昇天、
懐かしの水銀計の先端は殻より小径だけどやはり危険、
ウチには無い非接触の赤外線センサー型なら体温を検知する?

この1ヶ月 カタの動きが鈍いのは寒いからで、体温測定が叶わないなら
室温ではなく接触温度、イヤ  耐熱と言うべきか、
一体何度でどんな風に反応するか・・・名ばかりの”実験”を思いつく


カタが腹足を見せ張り付いているプラ壁の厚みは2.1mm、
その壁の外側にお湯を入れた容器をピタリと押し当てカタを様子見。
とはいえ、案外熱に弱くエスカルゴになっても小さ過ぎて食べる所無し・・・人肌より少し高い40度スタートで、徐々に温度をあげる作戦

40度→ 2.1mm厚だから実際の温度はもっと低いだろうけど全く動じず

・・・先日サイゼリアで食べたエスカルゴは驚きの美味しさで400円 、
散々飲んで食べて1人4,000円。
まわりは3巡、長っ尻で失笑するも時間制限ナシの安心感で、飲み放題=時間制限が約束のそこらのお店の、Alcが蒸発したかと思う程の薄ーい何某かを飲むより、ここのマグナムボトル1,110円を1人1本抱えて飲んだ方が余程イイと全会一致、有名イタリアンもフレンチもイイけど、昨今は遠い話


さて、次は45度・・・と5度刻みで温度をあげ、55度でキタ!
ベッタリ張り付いていた腹足の一部を壁から離し
プラ壁の内側で粘着性の小さな泡をプクプク出し始めた
泡 ?! マ、マズイ てんかん発作⁉︎
でも我慢、心の中でストレスかけてゴメンと誤りながら
そのまま見ていると触覚と腹足を大きく捩らせ冷たい壁へ避難 した

明らかに温度に反応
・・イイ加減にシロ! と聞こえた様な・・ トニカクゴメン、イジメテイル訳ジャナイ、シリタイダケ

カタツムリ60%行動説
湿度60%位で夜行性の体内時計が働き活動し、
60%以下の乾燥状態になると休眠に入るという説がある
→小さな湿度計、あればハウスに入れたい ≡ コレモ ナイ



怪我防止
深夜カタがプラ壁から床に落ちて、シンと静まりかえった部屋にカツンと音が響く。先日より高い位置からの落下で。こんな事で殻が割れたら命取り、
年末に讃美歌『主よみもとに近づかん』は聞きたくない

対策
ピーラーで削った人参をクッション代わりに敷いて、
ついでにピーマンの串刺しと、もう一方は人参1つ+サツマイモを2つ刺した串刺しを白菜に刺して近くにカタを放つ

高所好きで登った先に餌があるなんて最高、毎日ハウスの内装や餌に変化があってまるで新居のハシゴ、飽きないでしょ?
ーーー声を出しても、耳無しカタツムリには届かず、
ミョウガの葉にくるまって15時間微動だにせず

期待してはいけない


人の体内時計は25時間周期、
カタツムリは夜行性、で、体内時計は ?

地球の自転周期は約23時間56分4秒
地球の公転周期は約365.24219日 =毎年6時間のズレが出て
それを補正するのが「うるう年」で、次は2028年

来年は巳年
今年もあと2日            

#ペットとの暮らし#カタツムリ#エッセイ #串刺し  #変温動物 #飼育日記 #実験 #エスカルゴ #サイゼリア #ノギス #師走

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つむじ風
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