目指す場所、ありたい姿
こんばんは
ご覧いただき、ありがとうございます
大きな仕事を終え
やっと呼吸ができるようになりました
「わたし」のとりとめもない日常を
この場に居合わせた
「あなた」と共有できたらうれしいです
はじまり
わたしは昨日、
ここ1ヵ月ほどを忙しなく過ごした理由のひとつを
無事に終えることができました
これはそんな矢先のできごとです
そのできごとは他愛もない会話から生まれ
「あなた」はきっと、無意識に助けを求め
「わたし」もその言葉に耳を傾けました
「あなた」は以前勤めていた会社の同僚です
職場は違えど、同じ業界に身を置くもの同士
公私にわたり、さまざまな話をする間柄です
とはいえ、同僚であったのは数年前
環境が変わり、立場や役割が変わり
目指す場所は変わらずとも
否、変わっていないと思っていても
経験による価値観や受け止め方の変化は
こんなにも違いをもたらすのだと
改めて考える機会をもらった気がします
「あなた」のいま
昨日もいつものように近況を報告しあいました
仕事のこと、家族のこと
状況を知っているからこそ
お互いを知っているからこそ
お互いに意見を求め合える
そんな心地よい関係
昨日はふと「あなた」や「あなた」のパートナー
そして、「わたし」の共通点から
自身を理解するに至った過程について話しました
でも途中から
相談をされている、なのに
「わたし」になにを言ってほしいのだろう
と思う瞬間が増えていきました
話している途中で
『この人はいま、話を聞いてほしいのだな』
と感じることはあります
『意見を想いを肯定してほしいのだな』
と感じることもあります
相談の形がひとつだとは思いません
吐き出すことで乗り越えられることがある
口に出すことで整理されることもある
助言をすることが正解だとは思いません
でも昨日はどうしたら良いかわからなくなりました
助言がほしいわけではない
話を聞いてほしいわけではない
肯定してほしいわけではない
堂々巡り…
そして、言われたのです
『なんでそんなにがんばるの?』
『もっと力を抜けばいいのに』
「わたし」のいま
「わたし」にはキズがあります
本当の意味で癒えることのない
でも共に歩むと決めたキズがあります
真っ暗闇のなか
方向もわからない海をひたすら泳いで
やっとの思いで岸にたどり着きました
それをすごいだなんて思わない
ただ、いまの「わたし」は
過去の「わたし」を知ることで
呼吸がしやすくなりました
まだまだわからないことも多いですが
新しい「わたし」を見つけることが
楽しいと感じられるようになりました
だから、なにを言われているのか
いまいちわからなかったんです
がんばってはいても、がんばり過ぎてはいない
ふんばることがあっても、乗り越えられること
もっと、もっと、もっと
そんなに意気込んでいません
一歩、一歩、一歩
できることからはじめて、いまがあります
がんばって、とは言わなかった
がんばっていることを知っているから
むしろ、「あなた」が言った
肩の力を抜くことにしたと
頑張りすぎなくていいのだと
それでも、先の見えないいまに
不安を覚えていたのだろうか
先に行かないでほしい
同じところに留まってほしい
そういう気持ちがあの言葉に繋がったのだろうか
人はだれでも
「わたし」の変化を、「あなた」の変化を
容易には受け止められない
でも、過去を振り返ってみると
小さな変化が繰り返されていることに気付きます
「わたし」も「あなた」も
切っても切っても同じ柄の金太郎飴ではないから
次に会うときには、どんな話をするのかな
それを楽しみに、
明日の「わたし」を探し行こうと思います