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「新しい一歩」と、その先の喜び
はじめまして、オカヤマカナエです。
キャリアカウンセラーとして、お仕事のお悩みをはじめとして、人間関係のや人生についてのモヤっとした相談にお応えする仕事をしています。
と言いましても、実は、この仕事を主たる生業にしよう!と決心したのは、この記事を書いているほんの 3ヶ月前のことです。
▼“天職探し ”の迷子
これまで、さまざまな人のお悩み相談にのり続け、ごくごく小さな副業として展開してきました。私にとっては、人からの相談に乗ること、その解決方法を相談者の方から引き出していくことは純粋な「やりがいのある楽しいこと」であって、どちらかというと、仕事というよりも趣味に近い認識でした。
小学生の頃から友だちの進路相談に乗ったり、教習所で運転練習しながら先生のこれからやりたい夢の話を具体的にまとめたり、「やりたいことなんてない」と言った塾の生徒の将来の夢を一緒に探っていったり、たまたま特急で隣になった定年間近だと言う見ず知らずの方のセカンドキャリアのプランを2時間一緒に語ったり...図鑑のページを増やすように、「いろんな人」の具体例を集めては、つくづく自分って人が好きなんだなとニヤニヤしている変な人でした(それは今も、たぶんこの先も変わりません^^;)。
それと同時に、自分の好きなこと得意なことはなんだろうと、天職について模索し続けてもいました。
人をサポートする仕事
人の想いを実現する仕事
人の成長に寄与する仕事
キーワードは出ていたのに、なかなかぴったりの仕事が分からず、
自信のなさの裏返しで、あえて苦手な業務に挑戦したり、スペシャリストに憧れ、しんどい道を選んでいきました。
その結果、なんども心身共に疲弊し次の仕事へ...という遠回りで空回りばかりの社会人生活を送っていたのです。
答えを探すために、いくつかの心理学・コーチング、自己啓発セミナーへの参加など自分探しにも時間をかけましたが、それでも結局答えは出ません。他の人のことならわかることも、自分のことにはお手上げでした🏳
▼「新しい一歩」を踏み出して、思わぬ展開へ
そんな空回りのある時、キーワードを一旦無視して「人生は短い!好きなことをやろう!」と思い切って踏み入れたのが、前々から気になっていたデザインの世界。
一口にデザイン業界といっても多種多様ですが
ご縁が繋がって、私はインテリアデザインの会社で働くことになりました。
社長と私の2人だけの小さいけれど、面白みのたくさん詰まった会社で
チャレンジすることが多い仕事でしたが、たぶんここが最後の就職先になるだろうと思うぐらいの充実感たっぷりの毎日でした。
ほぼ毎日、2人で仕事の案件の話から、会社の将来について、今後の新しい働き方までたくさん話を重ねました。
そんな中で、私が趣味の延長としてきた相談や、性格分析を本格的に仕事に活かしてみては?と機会をいただき、1つの事業として始めることになりました。これが2020年1月のことです。
でもこれが思っていた以上に立ち上げるのが難しく、悶々としていた時に、世の中はあっという間にコロナ禍の恐怖に包まれてしまったのです。考えていたプランも一旦白紙に戻りました。
▼さらに「新たな一歩」を踏み出す
春、ほとんど人のいない帰りの大阪駅で、
「本当に自分ができることは何なのか?」を毎日考えるようになりました。
ステイホームで自分と向き合ったことで悩みを抱える人が周りにも増えたこともあり、これまで自分が本腰を入れるのに勇気が出なかった事業で、役に立てるのではないか?という自分でも驚くぐらいの強い気持ちが芽生えてきました。やっとここで、私が本当にやらなければならないのはこっちの道だと腹を据え、独りで事業をすることとなりました。
(社長とも新しい関係性になり、違う形でまたお仕事をご一緒するのを楽しみにしています)
不安もありますが、今は新しいことに挑戦するワクワクと、私が直接誰かのモヤモヤを解消できるかもしれないという喜びがいっぱいです。
今までやったことのない世界に足を踏み入れるには、ふわっと行ける時もあれば、勇気や覚悟といった重々しいもののせいで行けない時もあります。
私自身がそうであったように、行けない時のもどかしさから、自分で抜け出すのは時間もかかり難しいのです...
そんなモヤモヤした悩みの塊から、糸を紡ぐように、解決の1本を引き出すことが私のお役目です。
その1本が、やがてどんなものに変化するのかは1人1人違います。
そんな可能性の1本を一緒に見つけられるなんて、ワクワクしかありません。
未来への希望を紡ぐ、物語を紡ぐ、想いを紡ぐ...
そんな想いから屋号は、tsümügü(つむぐ)と決めました。
これから、「新しい一歩」を踏み出したいけれどもお困りの方たちへ、寄り添いながら一緒に考え、力になれるよう尽力してまいります^^
初めての記事なので、張り切ってしっかり書いてしまいましたが、ゆるっとした日常の記事も書いていきたいと思います✍️
それでは、みなさま本日も心地よい1日をお過ごしくださいませ。
◆本日の1枚:Vincent van Gogh『最初の一歩[First Steps, after Mille]』(1890),The Met
- ゴッホが『落穂拾い』で有名なミレーの作品を写したもの=トリビュート作品。小さい子がはじめの一歩を踏み出すときは、ワクワクや喜びしか感じていないはず。大人になった私たちは、賢くなってしまったために先の不安ばかりみがちですが、その頃の純粋な気持ちを思い出したいものですね。