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【頑張ってる】キャプテンアメリカ ブレイブニューワールド【感想】

全国2億4000万のアメリカの皆様、こんにちは。つめけんと申します。

キャプテンアメリカの感想記事です。
致命的なネタバレなし。

ひとことで言うと

エターナルズに出てきたでっかい奴

が鉱物資源として凄まじいポテンシャルを秘めてるから、ハルクに出てきた悪い奴

が大統領になって分配しようとする話。
もうこの時点で色々絡んでて難解である。

最近のMCUにしては頑張ってるなぁと思わされる作品ではあった。"最近のMCUにしては"ね?


インクレディブルハルク

キャプテンアメリカ4であり、インクレディブルハルク2でもある。

今までなんやかんや無かったことにされたり軽く扱われたりしてた「インクレディブルハルク」に、やっとのことで陽が当たった。17年前の映画ですよ。もうみんな内容忘れてるよ。黒幕も「誰?」レベルだよ。

主人公・ハルク/ブルースバナー
「インクレディブルハルク」でのみ、
エドワードノートンが演じた。
その後はずっとマークラファロが演じている。
敵役・ロス
ついこの間までウィリアムハートが演じていた。
今作ではハリソンフォードが演じる。

バナーもロスも役者変わってるし、そのせいか知らんけど「アベンジャーズ」以降はあまり触れられないから見てなくてもその後の作品見れるし別段面白くもないし。…ともあれ、良かったね

エターナルズのでっかい奴

あと「エターナルズ」のでっかい奴もあの規模なのに無かったことにされかけてたのがどうにかなって良かったね。

デカすぎ

このレベルにデカいものを無視し続けるのは無理あるからね。既に大変なことになってるから。

あらすじ酷似問題

ま〜〜たキャプテンアメリカがハメられた友達の肩を持つ話かよ。友達が洗脳されて暴れて政府と敵対して〜って、シビルウォーと流れが同じじゃんよ。お約束なの?

前作・シビルウォーの一幕。

簡単なあらすじは、
「キャプテンアメリカが、洗脳されて大暴れしてた
左腕銀ピカくんを庇ってアイアンマンと対立する」
というもの。


アクション

キャプテンアメリカの映画とは思えないほどアクションシーンが鈍重。重い殴り合いが見られる。

従来のキャプテンアメリカといえば
リズムの良い激しいアクションシーンなのである


一方で、CGで作られた飛行シーンなんかはなかなか爽快感がある。ファルコンの名は伊達じゃない。

ただ、やってることは「火消し」でしかないんで盛り上がりに欠ける。

一般人の分際でハルクと戦うシーンもなかなか楽しかったけど結局「大物さ〜〜〜ん」を突然やっちゃうのがね……。冷めるんだよな、なんか。

ツッコミどころ

MCUのヴィランがやる洗脳、その道のエキスパートであるプロフェッサーXのそれよりよっぽど万能で脅威なのが酷い。

洗脳ハゲ、立つ瀬がない。

なんでもできすぎでしょう。洗脳されてたって理由をつければ何させても良いと思ってませんか?

薬飲んだらハルクになれるって…注射打ったらムキムキ超人になれる世界で今更だけどさ…ちょっと…ねぇ…?あなたも頓服薬でハルクになれる!ってことじゃん。

ガンマ線の専門家、立つ瀬がない。
出てくるたびに弱くなってるし。



日本がアメリカ相手に強硬姿勢を崩さず、あまつさえミサイルぶっ放すってのが、この映画の要素の中で一番ファンタジーですね。

こういう時の日本国首相の対応の正解は、
「その場では曖昧なこと言って国内取材では
『遺憾の意』とか言う」
です

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