覆面駒習作3
問題
ルール説明
【覆面駒】
種類が不明の駒。着手の合法性、攻方王手義務を満たせる可能性があれば、それを満たしているものとして手順を進めることができる。駒種が確定すると通常の駒に戻る。
[補足]
・透明駒と異なり所属・位置は判明している。
・手順表記上「成」は指定できるが、「生」は指定できない。つまり、移動についての情報と、駒が裏返ったという情報は与えることができる。
・初形が合法局面であることが仮定される。つまり、駒の枚数が正しいこと、行き所のない駒や二歩がないこと、(受先形式でない場合)受方玉に王手が掛かっていないことを推論に含められる。
また、特に指定のない限り標準駒数であることも推論に利用できるが、ルールから明らかでない限り双玉・単玉両方の可能性がある。
・フェアリー駒を使う作品の場合、特に注釈がなければ通常の駒以外に、初形に存在するフェアリー駒にもなれる。
解答
25▲、同歩、23▲ 迄3手
いきなり23▲(=飛or金)は同△(=桂)で詰みません。
初手25▲(=桂)と打てば盤上に4枚の桂が現れるので、11△が桂である可能性がなくなります。そうすれば、同歩に23▲(=飛or金)で詰みとなります。
24歩が25に移動しても攻方には何らメリットはないので、初手の捨駒は純粋に品切れを利用し11△の駒種を絞る意味付けでした。
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