覆面駒習作12
問題
ルール説明
詳しいルール説明を書きました。よろしければ下記もご参照ください。
解答
$$
\boxed{37▲、\begin{cases}
57玉、58▲ \ 迄3手\\
46玉、35▲ \ 迄3手
\end{cases}}
$$
3筋方面に逃げられると捕まらないので、初手は37▲と打ちます。この着手が王手なので、37▲は飛車または金となります。2手目は玉を逃げるしかありません。
2手目57玉とすれば、この手の合法性から攻方37▲が飛車でないので、37▲=金となります。3手目は85の覆面駒で58▲と王手を掛ければこれは馬なので、詰みとなります。
2手目46玉とすれば、逆に攻方37▲が金でないことになり、つまり37▲=飛となります。3手目は85の覆面駒で35▲と王手を掛ければこれは龍なので、詰みとなります。
変同を利用して下記の対比を表現しています。
細かいですが、駒種の判明の仕方も揃っています。
$$
\def\arraystretch{1.5}
\begin{array}{c|c|c}
\small{2手目} & \small{57玉} & \small{46玉} \\
\hline
\small{37▲} & \small{飛車でないから金} & \small{金でないから飛車} \\
\hline
\small{85▲} & \small{馬として利用} & \small{龍として利用} \\
\end{array}
$$
覆面駒を使用した他の作品は下記のマガジンにまとめています。よろしければご覧ください。
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