「きょうだいコンプレックスの真実」 二人の孫(5歳の長男と1歳の次男)の戦いと葛藤のお話し
世界中の子どもたちをワクワクさせる!
メンタルプロコーチの津村柾広(つむちゃん)です👍
お盆になると、実家への帰省やお墓参りなどがあって、
久しぶりに会う家族や親戚がいるものですね。
私の場合は両親ともに他界しているので、唯一残ってる家族は兄だけです。
兄は年齢で5歳上(学年で6個上)です。
学年6個といえば、私が小学1年生のときに兄は中学1年生ですから、
実は兄弟喧嘩の思い出などは、ほぼ記憶にありません。
記憶に鮮明なのは、兄は自分よりも大きくてとにかく頭がいいということです。
学年6個の体格差は階級が違いすぎて、同じ土俵で戦うこともできませんし、
私が小学6年生の時に大学受験をした兄の学力には、
到底追いつくわけがありません。
実は今でも、兄に対して知力体力で敵わないという思いが消えていません。
このような、きょうだい間の優劣や競争心から生まれる心理的影響を
「きょうだいコンプレックス」と呼んでいますが、
私にもコンプレックスがあるようですね(笑)
8月のお盆休みを利用して、息子たちの家族が帰省しました。
息子は今年30歳。もうすぐ5歳になる長男と1歳になった次男を連れてきました。私にとってはどちらも可愛い孫なのですが、
この幼い兄弟にもコンプレックスが芽生えています。
第一子は特別な存在としてこの世に誕生すると言われています。
親にとっては初めての子ですから、無我夢中で懸命にお世話をします。
そういった親からの愛情を独り占めできるのは第一子だけの特権です。
第一子は、自分が一番で最優先されるのが当然な境遇で育ちます。
正真正銘の王位継承者。5歳の長男くんは王道を歩む予定だったでしょう。
長男誕生から4年後、世界の均衡は崩れます。第二子の誕生です。
第二子の人生は、始まりから強力な競争相手が存在します。
自分より大きな背中を追いかける、過酷で不利な競争にさらされます。
ゆえに第二子の方が、アグレッシブで上昇志向が強いと言われています。
1歳になったばかりの次男くん、何だか声が大きくて押しが強そうに見えます。
弟が生まれるまでは、全てを独占してきたお兄ちゃん。
自分のおもちゃを弟が触っただけで、「それは僕のだ!」と乱暴に取り返します。その度に、「弟には優しくしなさい!」と咎められます。
「だって、僕の大事なおもちゃを勝手に使うんだもん」
そうその通りです。
お兄ちゃんはこれからも理不尽なことで叱られることがあります。
とはいえ、やはり第一子は特別です。
先に小学校に入学するのは第一子。先に二十歳になるのも第一子です。
その都度、家族のエースとして注目され、たくさんの親戚から祝福されます。
第二子の方は同じことをやっても、
1回目ほど盛り上がらないものです。(実感として)
どっちが有利でどっちが不利なのでしょうね?
第一子から見れば第二子は邪魔な存在だし、
第二子から見れば第一子が羨望の的です。
互いに相手の方がちょっと得していると思っているんでしょうね〜。
近頃の私は、兄と年に1回ぐらいしか顔を合わせません。
先月のお墓参りの時は、
「あれ?こんなに小柄だったかな〜」と思ってしまいました。
それに随分と白髪頭になりましたな〜と、
自分のことはさておいて頭部を観察しました。
兄弟とはいえ、パーソナリティも、得意不得意も、全く違うものです。
本当はライバルでもなければ、競争相手でもない、同じ家族の一員にすぎません。兄は兄の人生を生き、私は私の人生を生きてきました。
5歳の長男くんと1歳の次男くんは、
いずれ10歳の長男くんと6歳の次男くんになります。
そして、いつか20歳の長男と16歳の次男になり、
さらに50歳の長男と46歳の次男になっていくのです。
なので、今はじゃれ合うことも成長に必要なことなのでしょうね。
だから、おじいちゃんは二人の小競り合いは止めません。
表面上は困り顔をしますが、
内心はニコニコして二人のぶつかり合いを楽しみたいと思います。
また来年も、泣いて笑ってケンカしてくださいね〜👍
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