『ナメプ謝罪』[開発日誌vol.2]
あからんです。
『ナメプ謝罪』というゲームの開発日誌を書いています。
と言いながら今回もライバルのボドゲを紹介してます。
だってナメプだもん。
突然ですが出禁になったことあります?
私はアク禁ならありますが出禁はないですね。
本当に出禁になるのは困りますがラインを確かめてみたいって気持ちはみなさんありますよね?
そんな出禁行為でチキンレースするゲーム。
タイトルもそのまんまの「出禁」という素晴らしいボードゲームがあるんです。
1分でわかる「出禁」のルール、置いておきます。
出禁は大人の知育ゲーム
出禁になる前に出禁シミュレーションをしてみましょう!
私が特に「出禁」で面白いと思うのは出禁行為を厳選するところです。
「コレはいいのにコレはダメなの?」 など選定にクセが出ます。
理由を聞くと「なるほど…そう考えてるのかぁ」と人となりがわかります。
コミュニケーションゲームとしてとっても優秀です。
そしてさらにこれをスナックやバーなどで使えば遊びながら出禁行為を指摘せず事前学習させられるという「大人の知育ゲーム」 なのです。
一目でわかる出禁行為の一覧、置いておきます。
みんなが失礼だと思うことは同じ
個人が選んだ出禁10選は人となりがでるもの。
でも一覧表は確かに全部出禁行為になるなとみんなが納得するもの。
「これは出禁だな」って感覚はみんな同じなのが面白いです。
みんなが失礼だと思うことは同じなんですね。
はっ!?と言うことはみんな同じ感覚になるゲームを作ったら面白いものになるのでは…?
「みんなが失礼だと思うこと」たとえばそう、「これはナメてる」って感覚とか!
ということで、
みんな「これはナメてる」という気持ちになれるゲームこと『ナメプ謝罪』の開発日誌です。
「出禁」の紹介記事ではありません。
(Mr.Tさん、うっかりさんいつもありがとうございます)
本当に言われた「ナメてること」を集めてみた
「これ予定すっぽかしてるぽいけど大丈夫?」
「代わりにあやまっといて」
「!?」
こんなエピソードを知ったことがきっかけで、「謝罪するゲーム」を作ってみようと思いました。
「詳細もわからない他人が代わりにあやまる状況を作るってやりおるな…」と、もうなんか怒るとか笑うより「すげえな」って感覚になりましたね。
ルールはともかく「なんかおもしろいカードつくってかるたにすりゃできあがるだろ」とゲーム作りをナメていた私は「謝罪の言葉」でかるたを作ろうと思って最初は「申し訳ありません」「申し訳ございません」のような似たパターンの「謝罪の言葉」をリストにしていました。
でも「おもんなさそうだな…」と思って、面白いシチュエーションをいくつか考えてみた結果「俺は悪くない」とか「なんで言ってくれないの」とか「俺が間違っているわけがない」みたいな「謝れない逆ギレ男」が出てくるとか「大勢が一人に謝ってくる状況」とかにできたらおもしろくなりそうだとメモを書いているうちに「ナメた謝罪の言葉」を集めたくなりました。
「実際に謝罪の代わりに言われたナメてる言葉」をインタビューして200個くらいの「ナメた謝罪の言葉」を選定しました。ええ選定してこれくらい。「実際にやらかしを受けた場面」も同時に集めたのですがこっちはほとんど使いませんでした。「言われた言葉」は生々しく人は覚えているけど、場面の方はあんまり覚えていなかったり、場面が生々しいのは、おもしろさよりおそろしさが勝つとかいろんな理由で没ばっかりになりました。
ナメた謝罪が映えるやらかしを逆算してみた
「やらかしが上の句であやまりが下の句」というのは決まったのですが、「ナメた謝罪」から逆算して「どんな状況でコレを言われたら一番ナメてるだろうか」という「やらかしの場面」を自分で考えました。
モック(試しに遊ぶようの仮のカード)で例をひとつふたつ紹介します。
「今のナシ」というナメプ謝罪は「もうとりかえしがつかないもの」が一番ナメてるよねってことで「からあげにレモンをかけちゃった」にしました。
みたいな感じで一応正解を用意してはあるんですが、別に正解を当てる遊びではなく、好きに組み合わせて一番ナメた組み合わせをつくって一番ナメた言い方で読み上げて「おまえそりゃナメてるわwwww」と笑う遊びになりました。おもしろい組み合わせができたらSNSに投稿してください。
ハッシュタグは「#ナメプ謝罪」で!見に行きます!
命鯉とコラボしてみた
「命鯉」のカードって実はマフィア映画っぽいセリフが全部のカードに書いてあるんですよね。アレを使いたくてコラボカードを何枚か入れました。
お世話になっているボードゲームカフェさんとかに配ったりしているので、すぐなくなっちゃいそうなんですが、ゲムマで先着10名さまとかにあげる用に残しておこうかな…ほしいっすか?