【stand.fm 008. いるもの・いらないものを明確にしておく】書き起こし
このnoteは、stand.fmの「マサトのおもろかったらOK(仮)」の内容をもとに書き起こし、まとめたものです。
1.うれしい出来事
つい先日、うれしいことがありました。
このstand.fmを聞いて、僕の考え方や会社の事業に共感し、セルソースで働きたいと、入社を志願する方が来られました。
本当にすごくうれしいです!
そして、一緒に働く仲間になることが決まりました。
雑誌か何かで僕のインタビューを読み、そのあとTwitterからstand.fmを知り、聞いてくれたそうです。
僕の想いや頭の中を具現化して、自分のマイクロメディアとして発信を試みたもの。
それに賛同してくれて仲間が増えるのは、新しい体験でした。採用コストをかけずに成し得られたことも、すごくよかったと思います。
2.はじめに
今日からは、セルソースで伝えている僕の定義、<いるもの>と<いらないもの>についてお話しします。
セルソースという組織が個々に求めるマインドとして、これは必要、これは不要といった、僕の中で定義しているいくつかをご紹介したいと思います。
3.信頼は後からついてくる
まず、セルソースにおいての
<いらないもの>は、強い承認認欲求
その代わりに
<いるもの>は、結果と成果です。
これは、ドライに聞こえてしまうかもしれません。
大きな会社に属すると、個人のはたらきが埋もれやすく、評価を得るための社内パフォーマンスに執着してしまう。
その大半は「僕はこんなことをやっています!」といったただの主張だったりします。
アピールはもちろん大事です。
けれど、承認されたい気持ちが強いほど、本筋から外れた本質的じゃないコミュニケーションに陥りやすい。
そういったことは、社内ではもちろん、すべての組織で、いらないことだと思っています。
その人が、どういう考えで何をしているか(いわゆるプロセス)と、結果と成果さえあれば、いずれ、自然と評価されていく。
仲間からの信頼も増すでしょうし、ピュアに共感すると思います。
そうすれば、自然と承認欲求は満たされるはず。
言葉で取り繕っても、結果と成果が伴っていなければ、結局、誰からも評価されないし、共感も得られないと思います。
だから僕ら組織では、承認欲求は必要ないと。
結果と成果だけをシンプルに、ストレートに伝え合うことを大切にしています。
4.組織のムダを一掃して効率化
セルソースにおいてもうひとつの
<いらないもの>は、過度な反省
<いるもの>は、最速のリスタートです。
これは、チャレンジするメンバーこそ、どんどん失敗もしてしまうと思います。
その失敗を反省するのは、もちろん大事。
しかし、チャレンジをしなければ、そもそも失敗もない。
「チャレンジで得た、学びのある失敗はウェルカム」
そんな風潮をちゃんとつくるようにしています。
起きた失敗に対し「お前、反省してんのか!」みたいな過度な反省を求める空気や組織は、一切いらないと思っています。
もちろん、反省する気持ちは人間として大切なマインド。
けれど、本人が失敗を自覚し、原因分析して理解できていれば最速のリスタートができる。
大袈裟な謝罪より、反省を活かして最速でリスタートすることの方が100倍重要です。
そんなチャレンジしやすい、前向きな組織でいられる環境づくりを心がけています。
これまでの経験上、タテ型の組織は、問題が起きたら責任を押しつけ合い、フリも含めて過度な反省に時間を費やしてしまう。そういった場面を山ほど見てきました。
そういうのって、全然進捗しない。
「そうこうしている間に、いい加減リスタートしようぜっ」と感じていた経験から、セルソースではやめたいなと思い、今に生かしています。
したがって、僕らには、
過度な反省は不要だけれど、
最速のリスタートは必要と、
シンプルに明確化しています。
5.おわりに
こういった類の決めごとはいくつかあるので、また、機会をみてシェアできればと思います。
それでは、今日もありがとうございました。