3月20日は宇宙元旦？年明けの振り返り

3月20日は春分の日。占星術の世界では、宇宙の新しい1年の始まりとされているのをご存知ですか？

今年の1月はどんなふうに過ごしていたかなぁ～と少し振り返ると、色んなことが思い出されます。

振り返りも含めて記録していこう！ と思い立って始めた『きょうの‟福“を綴る』というマガジン。そこにこんな下書きが残っていたので、ここで供養させてください。

＊＊＊

息子の咳風邪からスタートしたお正月。1月前半だらだらと続いたそれは、後半になって私のもとにやってきました。島の冬は陸の冬よりちょっと寒くて、体調がなんとなく振るわなかった1月は寒さが余計に身に沁みました。

長めの年末年始とその痛手

2023年の12月、きっと私たちは疲れていたんだと思います。

オープン1年目の私たちは、より沢山の人に知ってもらうことに必死で、2023年はお声かけ頂いたイベントは選ばない。予定さえ空いていれば全て出店する！ と決めていました。

コロナが5類になってからというもの、いわゆるマルシェ型のイベントがここかしこで開かれ、有り難いことに久福もお声かけいただく頻度が増えました。思い返してみれば、秋はなんだかんだ毎週どこかへ行ってたと思います。

離島からの毎週イベント出店は、実際とっても大変でした。

• ビールが要冷蔵商品ということ（私たちは陸（丸亀側）に冷蔵設備を持っていません）

• カーフェリーで持ち出さないといけないこと

• 船便の時刻に縛られること

このあたりのことに加え、小学生の子どもたち2人も一緒ということも相まって、時間的にも経済的にも非効率ではありました。

「これ、このままずっとはさすがに続けられないな…」
そんな風に思い始めた頃、季節が変わり冬が来ました。イベントそのものが減り始めた12月頭、それまで張っていた気がプツンと切れた瞬間があったんです。

今年の年末年始はゆっくり休もう
子どもたちとの時間を大切にしよう

醸造所をスタートしてから、丸1日休みを取るということも少なかったので、年末年始は随分とゆっくりしたように思います。
おかげで1月前半はエンジンがかかるのも遅く…そしたらその痛手がちゃんとやってきました。

商品が動かない…

12月のお歳暮やギフト需要・ふるさと納税なんかにもちゃんとアプローチできてなかったこともあり、当然のことながらお金も動きませんでした。

じっとしているとこういうことが起きる。
分かっちゃいたけど、不安は拭えなかった1月。月末、林ぶどう研究所さんとのコラボで実現したスペシャルなビール『醸果』の販売でなんとか持ち応えるわけですが…

思った以上に焦りと不安に襲われた年初でした。
少し先の準備はしていたものの、目の前のことが少々疎かになっていたのか、この痛手分も勉強料。。といった感じです。

改めて、先のことも手前のことも準備は抜かりなく。糸が切れない程度にコンスタントに積み上げていきます。

＊＊＊

気づけばもう3月ーー
年の初めに「2024年はこんな1年にしよう！」って思ったことがあったはずなんですが、それすら思い出せないくらい、今に必死で余裕がありません（笑）

3月20日の春分の日は、新しい1年の始まりと聞いて。
今年の年明けを思い出して、失敗から学んだことを次に生かしていきたいなぁと思うなど。

気持ちを新たに、スッキリした気持ちで春を迎えたいですね！

それでは
幾「久」しく「福」を届ける久福より愛を込めて