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ジャパニーズウィスキーを世界へ!前人未到の挑戦を始める仲間にインタビュー(CXO押山②/4)

こんにちは!いかがお過ごしでしょうか。

起業家にとって、会社を一緒に創っていく仲間はとても大事だと思います。

今日は、TisTaの地域資源・ウイスキー創発事業に参画されておられる、押山茂樹さんにインタビューを行った内容の2回目をお伝えしていきたいと思います。

押山さんが代表・辻と出会い、TisTaに関わるようになった経緯や、TisTaでのお仕事内容について伺ってきました!

働くうえで参考にしたくなる考え方が魅力です。
これから社会に出る学生さんも、ぜひご一読ください^^

本シリーズの他記事はこちら↓

1.辻さんとの出会いとTisTaへの参画

yuri) 辻さんと知り合ったきっかけや、TisTaに参画された経緯を教えていただけますか?

押山)共通の知り合いがいて、その人から「若いベンチャーの社長がいるんですが、会ってみませんか?」と声をかけられたんです。
お会いしてTisTaのことを聞き、ぜひ力を貸してください、ということで関わることになりました。

yuri) TisTaのどこに興味を持たれたのでしょうか。

押山)辻さんもそうだけど、ベンチャーの社長さんは、「これがやりたい」という強い信念をお持ちです。やりたいと思っていることをぜひ実現して差し上げたい、と思ったんです。「これを実現したい」という熱意ある人をサポートし、現実になるところを見てみたいなと。
自分が、というよりは、辻さんがやりたいことをサポートしてあげたいと思いました。

yuri) 辻さんの情熱が伝わったんですね!

押山)そうですね。

2.選択肢を提供するという役目

yuri) TisTaではどんなお仕事をされているのでしょうか。

押山)辻さんは、色々案件をもってきて説明してくれるんですが、私は、自分のビジネス経験を踏まえたアドバイスをしています。

世の中は、つまり企業や行政の世界では、年齢や役職が上の人が牛耳ってるところがある。現実を直視するとどうしようもなくそのような現状が見えてくる。若い人がやりたいことを実現するためには、そういう世界でうまくやっていく必要があるんです。上の人に媚びるという意味ではなく、自分の思いを理解してもらうために、自分のいる環境や周りに合わせて、お膳立てしていく必要があるんですよ。自分を好きになってもらうために。
自分一人では事業は成り立たないので。自分を快く思ってくれない人達も時にはいるとは思いますが、そういう人たちとどううまくやっていくか、理解してもらえるような工夫が大事だと思っています。

yuri) TisTaでのお仕事と今までのお仕事の違いはありますか?

押山)本質的には変わっていませんね。
過去にいたような大きな会社の社長さんは、当然自分より年上で、経験の幅も広いものです。
しかし社長でも、100のうち100全部知っているとは限らない。80くらいかもしれない。
一方で自分はまだ経験が浅く、知識は60かもしれないが、社長の知らない20が含まれた60かもしれない。
社長には、「社長のおっしゃるとおりですが、こういう選択肢もありますよ」と、自分の考えを出してきました。

花王時代にカネボウの買収を提案した時のこと。

「社長、カネボウを買収しましょう」
「押山君、そんなことができるわけはないだろう」

最初はそんな反応が返ってきました。当然ですよね、常識的に考えれば。
しかし、その社長は私の提案を切り捨てず、「じゃあ本当にできるか考えてやってごらん」と自由にやらせてくださったんです。
その社長は、「自分の知らない20を知る部下かもしれない」と思って、やらせてくれたんですね。
若い私の言葉にいい意味で、だまされてくださった。
そして社内の多くのメンバーと共にプロジェクトチームを立ち上げて、年月はかかりましたが、買収は実行できました。

最終的に判断するのは社長なので、自分の考えと違っても、決断されれば、その実現のために100%努力してきました。

TisTaにおいても、辻さんのやりたいことを実現して差し上げたいので、選択肢は提案しますが、決断されたことには100%サポートしています。
この本質的なやり方は変わらない
ですね。

3.お仕事のやりがい

yuri) TisTaのお仕事のやりがいや楽しいところを教えていただけますか。

押山)若い方たちの熱意が実現していくプロセスを見るのがおもしろいですね。企業のなかでメンバーそれぞれに役割があって、それぞれ違う意見を言ってくれる。そういう意見をとりまとめて、最終的にうまくやっていくのがリーダーですね。

チームみんなでやって出てきた成果というのは、個人でやるよりも量・質共に大きいものがあり、やりがいに感じます。

4.まとめ

今回は、押山さんにTisTaへの参画経緯や、お仕事にかける思いを伺ってきました。

目上の人に提案するというのは、特に若い人にとっては勇気のいることかもしれませんが、自分の知識は相手が知らないものかもしれない、という考え方は大変参考になります。

「世の中は偶然の連続で、偶然のなかにチャンスがある。
自分の意見を述べるというのもチャンスです。」

と押山さん。

知識がない部分で生意気になるのはよくないですが、自信をもてる領域でチャンスを逃さずに自分の意見をしっかり発信していくことも大切ですね。

そしてその自信をもてる領域というのを増やしていけるように、常に学び続ける姿勢をもちたいと思いました。

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この記事を書いた人は
yuri

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