ヘマする度に心のノルルスカインが軽口を叩いてくる

(注意)この記事は『天冥の標』のネタバレを含みます

「もしかして君、料理下手くそだね?」
「ホットケーキをこんなに焦がす人見た事ないね」
「焦げそうなら教えろって?それは僕よりそこのキッチンタイマーの方が適役なんじゃない?」

『天冥の標』全編を通してずっとノルルスカインが好きでした。

彼が使命を果たし、消えてしまった寂しさから心のノルルスカインを生み出しました。

「精神医学においても、イマジナリーフレンドといって実在しない空想の友達を作る現象はある。そういった類のものかも知れないね」


これだけ読んだらすごく心配されるかも知れない!そこまで精神的健康を病んでいる訳じゃないんです!信じてください!

ああやって第三者の立場で軽口を叩いてくれる存在がずっとそばにいたら、1人で抱え込む問題も少しは軽くなるかも知れないなぁと、セアキ・ジュノを少しばかり羨んだだけです。

みなさまの未来に幸多からんことを

また別の記事でお会いしましょう

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