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伊東屋「Romeo no3 斑紋ガス青銅色・斑紋孔雀」2本購入した理由と魅力。

こんにちは!今回は、伊東屋の「Romeo no3」シリーズ限定モデル「斑紋ガス青銅色」と「斑紋孔雀色」をレビューします。この2本をどうしても手に入れたかった理由と、その魅力について詳しくお伝えしますね。

1本目:斑紋ガス青銅色との出会い

最初に購入したのは「斑紋ガス青銅色」。このモデルが発売されると知り、どうしても購入したいという気持ちを抑えられず早朝から並びました。
早朝の列には私と同じ考えの人がたくさん。

並んだ甲斐あって、なんとか1本入手できて達成感いっぱいです。
家に帰ってから、手にとってしげしげと眺めていると、モメンタムファクトリーの手による色と模様が本当に素晴らしく、職人技が細部にまで感じられました。
まるで青銅の中に深いグリーンが浮かぶような色合いにすっかり魅了され、「もう1本、違う色も欲しい…!」という気持ちが湧いてきてしまったんです。

2本目:斑紋孔雀色の探し求めた日々

斑紋シリーズは非常に人気が高く、オンラインショップではすでにどこも完売でした。
自分も早朝から並んでいたんですが、列の途中までしか購入できていなかったので、生産数がかなり少ないんだなと感じていました。
モメンタムファクトリーは少数精鋭の職人さんで作品を作っているので、当然ながら大量生産なんてできるわけがない。そんな状況で2本目を入手する事なんて無理なのでは?と思いつつもいろいろと入手方法を模索。
フリマサイトではすでに定価より遥かに高い値段で取引きされていたので、半ば諦めかけていた時、伊東屋さんからのメールが届きました。
伊東屋さんにダメ元で店舗在庫を調べてもらったところ、新宿店にわずかながら在庫があるとの連絡をいただき、なんとか「斑紋孔雀色」も手に入れることができました。
この2本目の孔雀色は、鮮やかな赤やブルー?複雑に入り混じった美しいコントラストが特徴で、手にするたびに特別な気分を味わっています。

富山県高岡市の「モメンタムファクトリー」の技術

このペンの最大の魅力とも言えるのが、特別な「斑紋」加工です。
斑紋シリーズの着色を担当したのは、富山県高岡市にある「モメンタムファクトリー」
ここは伝統的な金属加工技術をもとに、金属の表面に独特の色合いや模様を施す工房です。その技術は国内外でも高く評価されていて、バイデン大統領への贈り物にも選ばれたほど。日本の工芸技術の高さを身近に感じられるアイテムとしても魅力がありますね。

Romeo no3 斑紋孔雀色と斑紋ガス青銅色


書き味と使いやすさ

「Romeo no3」は約44gと、かなりしっかりした重みが特徴ですが、この重さが逆に安定感を生み、私には書きやすいんです。
最初はゲルインクのリフィルが入っていましたが、私はeasyFLOWに交換して試してみました。するとさらに滑らかで、まるで万年筆で書いているかのような感覚に!書いている最中も手に馴染んで疲れにくく、ついつい長時間使ってしまいます。

このRomeo no3の最大の特徴がペンバランスです。
ペン中央部にある金具に重心が来るように設計されています。
44gもあれば手が疲れるのでは?と思うかもしれませんが、ペンの支点が中央付近にあるため取り回しはかなり楽です。
抜群の安定感で疲れません。

持ち心地とデザインの魅力

手に持ったときの感触も良く、冷たい金属の質感がなんとも心地いいです。
また、どちらの色もモメンタムファクトリーによる一点ものの模様が施されているので、自分だけの特別な文具としての愛着が湧きます。握りやすい形状も、手に取るたびに「いいものを持っているな」と実感させてくれるアイテムです。

使用シーンを考える

このペンはどのシーンでも映えるデザインなので、特にフォーマルな場面や大切なシーンで使いたいと思っています。ですが、まずは自分の事務所での使用をメインにし、美しい着色を眺めて楽しみながら、大切に使いたいです。


終わりに

こうして2本の「Romeo no3 斑紋シリーズ」を手に入れたわけですが、文具好きとしては大満足のアイテムです。

今回の「Romeo no3 斑紋ガス青銅色」と「斑紋孔雀色」の購入で、久しぶりに伊東屋への熱が再燃しました。実は以前にも伊東屋でお気に入りのボールペンを購入して長年愛用していたのですが、不運にも破損してしまい、それ以来なかなか気に入る一本に出会えずにいました。
この斑紋シリーズを手にしてみて、やはり伊東屋のセンスとクオリティは格別だと改めて感じています。モメンタムファクトリーの技術が生み出す独特の色合いや模様に加え、ずっしりとした手応えと滑らかな書き心地がたまらなく心地よい。

今回再び伊東屋のペンが私の手元に戻り、愛用できることがとても嬉しく、これからも長く付き合っていきたいと思います。

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