「その言い方に……違和感あり」の話
夫に
「シャンプーがもう少なくなってたよ」
と、言われると
(むぅ……)
と思ってしまう。
「だから何?」
と言いそうになってしまう。
ので、
「報告ありがとう」
と伝える。
そして、そのまま買わない。
性格が悪い、意地が悪いと言われれば、
全くもってその通りだ……返す言葉もない……
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可愛いアザラシの写真で許して頂けないだろうか……。
「シャンプーが少なくなってたから、買っといてくれる?」
だと
「オッケー!」
と、わだかまりなくスムーズに事が運ぶ。
その旨を夫に伝えると
「何か……お願いするの、申し訳なくて……」
「なる程。私は、シャンプーを買うのは全く苦ではないので、構わず言ってほしい」
「でも、シャンプー少なくなってたよ。って言ったら、『買っといてくれる?』と同じ事って、察せるでしょー」
「えっ!?かっちゃんは、いつも『俺は察するの苦手じゃから、本音を言ってね』って言ってるのに、私には察してよ、って言うん?」
「得意でしょー」
「得意じゃけど、『買っといてくれる?』の方が気持ちよく買えるわー」
「えー、でも、何かお願いしにくい……」
「私は、シャンプー買うのお願いされた如きで『え、イヤじゃ。そんなん自分で買って来いよ』みたいな、オーラを放っているのか?」
「そういう訳じゃないけど……頼み事が苦手なんよ……」
というやり取りをした数日後。
ノンストップで、全く同じ内容のネタが取り上げられていて、我々夫婦がしていたやり取りを
カンニング竹山さん
坂下千里子さん
の二人が繰り広げており、爆笑してしまった。
夫婦あるあるで、人によっては
「そんなん気にせんでも……」
と、些細な事かもしれない。
私の器がでかければ、問題にすらならないのだろうが。
こちとら、器の小さい事に定評&自信がある。
今回の人生では器はさほど大きくなるまい……
何よりこんな些細な違和感も、積み重なっていけば、大きな亀裂の原因になるかもしれないではないか……
協議の結果、「〇〇を買ってきてくれる?」と言われれば快諾するので、ストレートに言ってもらう事になった。
今宵の我々の会話。
夫がお皿洗いをしながら
「台所用洗剤買っといて〜」
と言ってきた。
「フッフッフ。実は詰替え用が下の棚にあるのだよ」
「詰め替えるの苦手だから、詰め替えといて〜」
「あー、そっか。オッケー」
ストレスフリーな会話……
察しなくていいって……何て楽なんだ……